【節約・一人暮らしに】格安SIMおすすめ6社を徹底比較。

思考停止男

通信費節約のために格安SIMに乗り換えたいけど、多すぎてどれにすればいいのか分からない…。

困惑する男性

いくつかの格安SIMを比較して、自分に合ったサービスを見つけたい!

この記事では、このような人に向けて、格安SIMおすすめ4社を徹底比較します。

三本

筆者のおすすめランキングもあるよ!

この記事を読んでわかること
  • 格安SIMのメリット・デメリット
  • 格安SIMの選び方
  • 格安SIM、6社の特徴
  • 格安SIMのおすすめランキング
  • 使い方別のおすすめ格安SIM
3
  • 楽天モバイル:使用量によって料金プランが変動。これさえあればWi-Fiいらず!ついでに楽天市場での買い物もお得に。
  • IIJmio:料金設定が細かく、安い。特にデータ通信のみのeSIMは業界最安値!スマホの取扱商品数も豊富。
  • povo:本気で節約したい人向け。基本料金0円で利用可能!(ずっとではない) ポケットWi-Fiと併用すると通信費を最も節約できます。
目次

どのくらい安い?格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMメリット・デメリット

ここでは、僕が格安SIMに乗り換えて感じたメリットとデメリットをご紹介します。

ついでに、具体的にどのくらい通信費の節約が可能なのかも紹介しています。

メリット

格安SIMに乗り換えて感じたメリットは以下のつです。

  • 通信費を大幅に節約できる
  • 自分に合ったデータ容量を選択しやすい
  • 柔軟に通信手段を考えられるようになった
  • 浮いたお金を有意義に使える

通信費を大幅に節約できる

まずは、通信費を大幅に節約できることです。

大手キャリアと契約していると、スマホだけでも月額5,000円くらいはかかってしまいます。

それが、格安SIMに乗り換えてからは月額1,000円以下になったので、ちょっとびっくりしました。

三本

感動のあまり家族にも布教しました。

さして使い心地も変わらない(個人の感想です)うえに、年間8万円以上の節約になっているので、節約するなら必須だと思います。

自分に合ったデータを選択しやすい

格安SIMは、小容量から大容量までデータプランが豊富ですし、料金も安いので、自分のデータ使用量に合わせてプランを選択することができます。

「毎月データが余ってもったいない…」「もっと大容量のプランにしたいけど、料金が高くてできない!」という人も、格安SIMなら柔軟にプランを選択できると思います。

柔軟に通信手段を考えられるようになった

大手キャリアのプランを利用していると、通信手段は「スマホのデータ通信×固定回線のWi-Fi」という組み合わせが定番でしたが、格安SIMに乗り換えたことで、もっと柔軟な組み合わせ方があることを学べました。

例を挙げると以下のとおりです。

  • 「楽天モバイル×Wi-Fiなし」→データ無制限でWi-Fiいらず!パソコンを使う時はデザリングして使用。詳しくはこちら。
  • 「povo×ポケットWi-Fi 」→携帯料金は0円。データ通信は常にポケットWi-Fi を使っておけば問題なし!詳しくはこちら。

浮いたお金を有意義に使える

格安SIMに乗り換えるだけでも、通信費を月に4,000円くらい節約できます。(個人差あり)

また、その浮いたお金で、通信費を払うよりもっと有意義なことに使えます。

僕が通信費を節約して有意義に使えるようになったことは以下の3つです。

  • 趣味にもっとお金を使えるようになった
  • 読書や旅行など自己成長につながることにお金を使えるようになった
  • 浮いたお金で投資を始められた(なお爆死)

デメリット

格安SIMに乗り換えて感じたデメリットは以下のとおりです。

  • 通信速度は大手に劣ることがある
  • 料金の比較作業がしんどい
  • 初期設定は自分でやらないといけない

通信速度は大手に劣ることがある

  • 大手キャリアが手掛ける格安SIM
  • 大手キャリアから他の会社が回線を借りて運営している格安SIM

格安SIMにはこの2種類があります。

この2つのうち、ワイモバイルやahamoなどの大手キャリアが運営している格安SIMは、大手キャリアとほぼ変わらない速度で通信が可能です。

一方で、後者の方(大手キャリアから借りている方)は、時間帯や場所によって通信速度がちょっと遅くなったりします。

三本

スマホでゲームや画像編集などの高負荷な作業をする人は、速度重視で選んだ方がいいと思う。

料金の比較作業がしんどい

また、格安SIMは死ぬほどたくさんあるので、一つ一つ吟味していくと、どえらい時間がかかります。

「比較作業めんどくさい…」「頭使いたくない…」という人にとっては多分苦痛です。

こちらでは、僕がおすすめする格安SIM6社をランキング形式で参考にしています。「被殻が面倒くさい!」という人はそちらを参考にしてみてください。

初期設定は自分でやらないといけない

格安SIMには大手キャリアのように実店舗をもたないキャリアが多いです。

その場合、格安SIMに乗り換える際や、新しくスマホを買い替えた際の初期設定はすべて自分でやらなければなりません。

大手キャリアと比較してどのくらい安い?

では、大手キャリアと格安SIMではどのくらい通信費が変わるのでしょうか。

ここでは、容量別(~4GB、~20GB、無制限)に分けて、大手キャリアであるdocomo・au・ソフトバンクの料金プランと、格安SIMを代表して楽天モバイルを比較してみます。

スクロールできます
docomoauソフトバンク楽天モバイル差分
(大手キャリア-楽天モバイル)
小容量
~3GB
5,665円/月5,665円/月5,478円/月
(2GBまで)
1,078円/月約4,500円
中容量
~20GB
7,315円/月7,238円/月7,425円/月2,178円/月約5,000円
無制限7,315円/月7,238円/月7,425円/月3,278円/月約4,000円

上記の表から分かるように、格安SIMと大手キャリアとでは、どの容量でも4,000円以上、通信費に差があることが分かります。

特に3~20GBあたりの中容量帯で最も差が大きいみたいです。

加えて、格安SIMの中には楽天モバイルよりさらに安いサービスもあるので、それらも加味して考えると、その差はもっと広がりそうです。

格安SIMの料金プランはこちらで比較しています。

格安SIMの選び方

格安SIM 選び方

格安SIMを選ぶ際に考慮すべきポイントはつあります。

格安SIM選ぶときのポイント5つ
  • 自分に合ったデータ容量を知る
  • 必要な通信速度を把握する
  • 電話の必要性を考える
  • Wi-Fi の光回線を使用する場合はセット割も考慮する
  • eSIMも選択肢の一つ

自分に合ったデータ容量を知る

格安SIMを選ぶときに最も重要なことは、自分が普段使っているデータ容量を把握することです。

自分に合わないデータ容量のプランを契約してしまった場合、通信費が必要以上にかかってしまうからです。

例えば、毎月2~3GBの小容量しか使わないような人が、20GBの中容量プランを契約していた場合、1,000~2,000円ほど余分に通信費を払っていることになります。

一方、毎月10GB以上使う人が3GBの小容量プランを契約してしまった場合、毎月ギガをチャージしなければならず、こちらも損になります。

自分のデータ使用量を把握して、それに合った容量のプランの中から、できる限り月額料金が安いものを選ぶことをおすすめします。

三本

その他の条件との兼ね合いもあるから、ただ安けりゃいいわけじゃないよ!

必要な通信速度を把握する

格安SIMを選ぶ際に考慮すべきポイント2つ目は、通信速度です。

時間帯や場所などによっては、格安SIMの通信速度は大手キャリアに劣る場合があります。

また、格安SIMの中でもサービスによって通信速度は大きく変わってくるので、契約前に口コミ・評判を注意深く確認しておくことをおすすめします。

みんなのネット回線速度では、実際の格安SIMユーザーが通信速度をシェアしてくれています。通信速度の調査におすすめです。

電話の必要性を考える

あなたは普段、電話を使いますか?

もし、普段あまり電話を使わないようであれば、通話ができる通常の「音声通話プラン」ではなく、通話やSMS機能のついていない「データ通信専用プラン」を選択する方がお得です。

通話だけならLINEのアプリでも可能です。他にも、Discordのような通話が可能なアプリはいろいろあります。

格安SIMによってはデータ通信専用プランも提供しているところもあるので、料金とのバランスも考えながら、選択を視野に入れておくことをおすすめします。

光回線を使用する場合はセット割も考慮する

光回線を利用する・している場合は、光回線と格安SIMのセット割を考えることをおすすめします。

三本

「光回線って何だよ?訳分かんねぇよ!」という人は、とりあえずWi-Fi のことだと思ってもらってOK。(とりあえず)

格安SIM単体でみると微妙な料金のサービスでも、光回線と格安SIMのセット割引が適応されると、通信費がよりお得になる場合もあります。

以下が、格安SIMで利用可能なスマホセット割の例です。

格安SIM×光回線おすすめセット(マンション・アパートの場合)
  • ahamo・povo×enひかり:月々110円割引
  • NUROモバイル×NURO光:最大で月々1,100円割引(12か月目まで)
  • 楽天モバイル×楽天ひかり:6か月間料金無料
  • IIjmio×IIjmioひかり:月々660円割引

eSIMも選択肢のひとつ

eSIMとは、従来のSIMカードを挿して使用するSIMとは異なる、スマホ本体に内蔵されたSIMです。

スマホ本体にチップがあらかじめ埋め込まれており、契約後に送られてきたメールに表示されるQRコードを読み込んで設定すればすぐに使えるようになります。

eSIMなら契約後にすぐ使えたり、複数回線への契約が可能になるのでおすすめです。

しかし、いかんせん対応しているスマホと通信会社が限られているので、事前に確認しておく必要があります。

格安SIMおすすめ6選を徹底比較

格安SIM 徹底比較

ここでは、筆者がおすすめする格安SIMサービス6社を、料金・通信速度・利用回線・ショップの有無・海外利用・eSIM対応などの観点から徹底比較します。

スクロールできます
名称
楽天モバイル

IIjmio

LINEMO

povo

ahamo

NUROモバイル
月額料金
(~1GB)
1,078円850円990円390円
(有効期限7日)
2,970円792円
料金
(2~3GB)
1,078円990円990円990円
(有効期限30日)
2,970円792円
料金
(4~10GB)
2,178円1,500円
(5GB~)
2,728円2,700円
(有効期限30日)
2,970円1,485円
料金
(11~20GB)
2,178円1,800円
(15GB~)
2,728円2,700円
(有効期限30日)
2,970円2,699円
料金
(50GB~)
3,278円3,900円
(50GBまで)
なし6,490円
(60GBまで・有効期限90日)
4,950円
(100GBまで)
なし
良いところ高速かつデータ無制限が安い

データ使いたい放題でWi-Fi 不要
料金設定が細かい

端末とのセットが安い
通信速度・安さどちらも優れる
データ使用量0GBなら料金0円(期限付き)

サブ回線としても優秀
格安SIMの中では通信速度トップクラス

海外でも問題なく使える
データ専用SIMプランが激安


悪いところ環境によって通信が不安定環境によって通信が不安定プランが少ない独自ルールが分かりにくい高い環境によって通信速度が不安定
平均通信速度
(格安SIMの速度比較サイト参照)
113.1Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
41.2Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
63.6Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
46.7Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
152.63Mbps
(オンラインゲームも可能な速度)
41.3Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
利用回線楽天回線ドコモ回線、au回線ソフトバンク回線au回線ドコモ回線ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
店舗ありなしなしなしあり(有料)なし
海外利用ありなしありありありなし
eSIM対応ありありありありありあり
おすすめランキング1位2位4位3位6位5位
おすすめランキングは筆者主観による

おすすめランキング順に解説します。

格安SIMおすすめランキングベスト6

ここでは、おすすめの格安SIMサービスをランキング形式で紹介します。

なお、ランキングは筆者の使用経験および口コミ・評判、データ比較などに基づき、主観で順位付けしています。あくまで個人の感想ですので、ご参考までに。

格安SIM おすすめランキング

1位:楽天モバイル

楽天モバイル

引用元:https://network.mobile.rakuten.co.jp/

楽天モバイルは、料金の安さ・通信速度ともに優れた、コストパフォーマンスの良い人気格安SIMです。

楽天モバイルの特徴は以下のとおり5つあります。

  • データ通信量によって価格が変動する
  • データ無制限で利用できるため、Wi-Fi なしで生活可能
  • 国内通話かけ放題
  • 月々の料金から楽天ポイントがたまる
  • 楽天市場での買い物がポイント4倍になる

データ無制限で使いたい放題ですので、スマホでデザリングをすればパソコンやタブレットを使う場合でもWi-Fi いらずの便利モノです。

三本

また、新規登録で最大19,000円分の楽天ポイントがもらえたりと、キャンペーンも充実しているよ!

  • 一人暮らしの人
  • 基本的に動画視聴やネットサーフィンしかしない人
  • 光回線無し、スマホの通信のみで生活したい人
  • 月によってデータ使用量が変わる人
  • 楽天市場をよく使う人
  • パソコンでがっつりゲームなどもしたい人
  • 小容量(~3GB)しか使わない人

楽天モバイルの基本情報

ポイント高速かつデータ無制限が安い

データ使いたい放題でWi-Fi 不要
おすすめ料金プラン無制限
3,278円
海外での利用
店舗の有無あり

2位:IIjmio

IIjmio

続いてご紹介するのは、スマホの取扱数が多く、月額料金の安さで優れている「IIjmio」です。

格安SIMの老舗で、他のサービスと比べると速度は遅めでやや不安定ですが、電話やチャットなどのサポート体制も万全で乗り換えに不安な人でも安心です。

また、スマホの取扱数も豊富です。人気の機種はもちろん、ちょっとマニアックな機種も取り扱っているようです。

小中容量帯(2~20GBあたり)の料金の安さもトップクラスで、プラン設定も細かいところが魅力的です。

三本

光回線IIjmioひかりとのセット割も660円割引でかなりお得だよ!

  • 小中容量(2~20GBあたり)のデータ使用量の人
  • サポートサービスがないと不安な人
  • スマホもセットで購入する人
  • 光回線とのセット割を検討している人
  • 通信速度は速い方が良い人
ポイント料金設定が細かい

端末とのセットが安い
おすすめ料金プラン2GB/850円
10GB/1,500円
20GB/2,000円
海外での利用×
店舗の有無なし

3位:povo

povo

引用元:https://povo.jp/

続いてご紹介するのは、auが提供する低料金スマホプランのpovoです。

povoは他のキャリアと違って、自分が使いたい分だけデータを購入する「データトッピング」というシステムとなっています。それぞれのプランごとにデータ量と有効期限が決まっています。

また、データをトッピングなし、データ使用量0GBで運用することも可能で、その場合は月額料金0円で利用できます。破格の安さです。

月額料金0円で利用できるので、メイン回線としてはもちろん、通信障害が起きたときや、海外旅行の際のサブ回線としても優秀です。

しかし、ずっと0円で運用できるわけではなく、半年に一回はなにかしらのプランに加入する必要があるので注意。

  • 可能な限り通信費を節約したい人
  • サブ回線を契約しておきたい人
  • 柔軟にデータ使用量に合わせてオプションの管理ができる人
  • データトッピングの管理が面倒な人
ポイントデータ使用量0GBなら料金0円(期限付き)

サブ回線としても優秀
おすすめ料金プラン0GB/0円
海外での利用
店舗の有無なし
povo トッピング一覧
料金390円990円2,700円6,490円12,980円330円
データ量1GB3GB20GB60GB150GB無制限
有効期限7日間30日間30日間90日間180GB24時間
他にも通話などのオプショントッピングがあります。

4位:LINEMO

引用元:https://www.linemo.jp/

引用元:https://www.linemo.jp/

続いてご紹介するのは、ソフトバンクのオンライン専用ブランドの「LINEMO」です。

ソフトバンクと同じ高品質な通信回線が利用できるため、格安SIMの中でもトップクラスの通信速度です。

また、3GBが月額990円と格安SIMの中でも比較的料金が安め

ちょっとプランが少ないのが使いづらいところですが、通信速度・安さともにトップクラスな万能型の格安SIMです。

  • 格安SIMでも通信速度は速い方が良い人
  • 料金もそこそこ安い方が良い人
  • スマホ本体とセットで購入したい人
  • 光回線とのセット割を活用したい人
  • 大容量使う人
ポイント通信速度・安さどちらも優れる
おすすめ料金プラン3GB/990円
海外での利用
店舗の有無なし

2024年7月から新プランが提供開始されます。

  • 新プラン① ベストプラン:~3GBが990円/月、~10GBが2,090円/月の従量課金制(データ使用量に応じて料金が変動すること)
  • 新プラン② ベストプランV:~20GBが2,970円/月、~30GBが3,960円/月の従量課金制、5分以内の国内通話無料

今なら新プラン発表記念キャンペーンを実施中です!(2024年9月末まで10GBが990円で使える)

詳しくはLINEMO公式サイトをチェック

5位:NUROモバイル

NUROモバイル

引用元:https://mobile.nuro.jp/

続いてご紹介するのは、ソニーネットワークコミュニケーションズが展開する「NUROモバイル」です。

このキャリアは、料金の安さが最大の特徴で、特に電話機能なしのデータ専用SIMプランは3GBで627円と恐ろしく安いです。

他にも、3GBから40GBの幅広いデータ容量のプランがあるので、各々のデータ使用量に応じて柔軟にプランを選択できます。

三本

3GB~10GBあたりの小・中容量プランがお得な傾向にあるよ!

また、NUROモバイルではドコモ・au・ソフトバンク回線の3つを選べるという器用さを持ち合わせていますが、どの回線も時間帯によっては(特にお昼)通信速度が遅くなるようなので、通信速度にこだわりのある人にはおすすめできません。

  • 可能な限り通信費を節約したい人
  • データ使用量に合ったプランを選びたい人
  • 通信速度は速い方が良い人
  • 海外でも使用したい人
ポイントデータ専用SIMプランが激安
おすすめ料金プラン3GB(データ専用)/627円
海外での利用×
店舗の有無なし

6位:ahamo

ahamo

引用元:https://ahamo.com/

続いてご紹介するのは、ドコモの低料金プランの「ahamo」です。

ahamoの最大の特徴は、追加料金不要で海外でもそのままデータ通信が使えることです。

他のサービスでは、例えばLINEMOだとデータ通信に別途料金がかかりますし、povoは1GB(日間)で1,480円で、ahamoより割高です。

また、最大100GBまでの大容量プランが用意されているところ、ドコモと同じ回線を使っているため、時間帯を問わず快適な速度で使用できるところなども良いところです。

ただし、小容量プランがないところと、オンライン専用ブランドのため店舗無し+サポートサービスが有料なところは注意が必要です。

三本

他のサービスと比べると料金は高めだよ!

  • 海外旅行によく行く人
  • データの使用量が多い人
  • 大手キャリアと変わりない通信速度が良い人
  • あまりデータを使わない人
  • 節約第一な人
  • サポートサービスがないと不安な人
ポイント格安SIMの中では通信速度トップクラス

海外でも問題なく使える
おすすめ料金プラン100GB/4,950円
海外での利用
店舗の有無なし

使い方別おすすめ格安SIM

使い方別 おすすめ格安SIM

ここでは、使い方別に、筆者おすすめの格安SIMをご紹介します。「どの格安SIMを選べばいいのか分からない!」という人は参考にしてみてください。

なお、おすすめサービスはコストパフォーマンス最優先で選んでいます。

小容量(~3GB)しか使わない!→LINEMO、NUROモバイル

「毎月のデータ使用量が少ない!」「3GB以上使わない」という人には、「LINEMO」と「NUROモバイル」をおすすめします。

なぜなら、この2つのキャリアは3GB以下のプランが安く、またLINEMOの方は通話も無料かけ放題のため非常にコスパが良いからです。

他のキャリアと料金・通話を比較すると以下のような感じです。

キャリア料金通話
LINEMO3GB
990円
無料かけ放題
NUROモバイル3GB/792円 (通話あり)
3GB/627円(データ専用)
11円/30秒(通話あり)
楽天モバイル3GB/1,078円無料かけ放題
povo3GB/990円550円(5分かけ放題トッピング)

このように、データ使用量が少ない人は

このように棲み分けすると良いかと思います。

中容量(4GB~20GB)使う!→IIjmio

「毎月4GB~20GBくらいデータを使う」という人は、IIJmioをおすすめします。

なぜなら、他のキャリアと比べてもIIjmioは4~20GBあたりの中容量帯の料金が非常に安いからです。

また、4GB~20GBの中でも、5~10GBプラン(990円)、10~15GBプラン(1,500円)、15~20GBプラン(2000円)と細かくプランが設けられているので、それぞれのデータ使用量に対応させやすいです。

ただ、通信速度は格安SIMの中でも遅い方なので、懸念のある人は速度の速い「ahamo」や「楽天モバイル」の方がいいかもしれません。

三本

ちなみに、IIjmioは2024年9月2日まで3か月間月額440円割引のキャンペーンを実施中!

大容量(20GB以上)がんがん使う!→楽天モバイル

「毎月たくさんデータを使う!」という人は、文句なしに楽天モバイルがおすすめです。

楽天モバイルはデータ使い放題でありながら月額3,278円と、他のキャリアの20GBプランとあまり差がない破格の料金設定です。

データ無制限のため、Wi-Fi なしでも生活できます

また、通信速度も格安SIMの中ではかなり速い方で、電話も無料かけ放題ですので、万能です。

三本

データを使わなかった時も、使用量に応じて料金が変動するから安心だよ!

通信速度が速いやつじゃないと無理!→ahamo、楽天モバイル

「通信速度は速い方が良い!」という人は、「ahamo」あるいは「楽天モバイル」をおすすめします。

中でも、ahamoはドコモと同じ回線を使用しており、通信速度・安定性ともに格安SIM最強のため、通信速度に不安のある人でも安心して利用できます。

しかし、ahamoは20GBと100GBのプランしかないため、ちょっと不便。

そのため、データ使用量が合わない人には、楽天モバイルがおすすめです。

場所によっては通信が不安定になることもありますが、楽天モバイルは格安SIMの中でahamoに次ぐ通信速度です。

格安SIM各社サービスの通信速度はこちらで比較しています。

Wi-Fi なしで済ませたい!→楽天モバイル

楽天モバイルは、無制限のデータ通信とデザリングが可能なため、Wi-Fi なしで生活可能です。

デザリング=データ通信ができる端末を利用して、パソコンやタブレットなどの端末をインターネットに接続する機能のこと。

一人暮らしの人や、ネットサーフィンや動画視聴、SNSしか使わない人は、正直Wi-Fi なしでも十分快適に生活できます。

三本

オンラインゲーム・動画編集・サブスクで長編映画を観たりする人にはおすすめしないよ。(デザリングではスペック不足)

Wi-Fi なしになることで、通信費が月額3,278円(楽天モバイルの通信費)だけで済むようになります。めちゃくちゃ安くないですか?

「格安SIMだけでなく、Wi-Fi もどれにしようか迷ってる…」という人はぜひ検討してみてください。

光回線とセットでお得なやつが良い!→povo、IIjmio

「格安SIMと一緒に光回線も契約したいんだけど…」という人は、光回線と格安SIMのセット割を調べてみることをおすすめします。

僕がおすすめする格安SIM×光回線のセット割は以下の2つです。

  • povo×enひかり:セット割で光回線の月額料金が110円割引。3,190円/月(光回線の料金)
  • IIjmio×IIjmioひかり:セット割で光回線の月額料金が660円割引。3,696円/月(光回線の月額料金)

この2つは、セット割にすることで光回線の月額料金が4,000円を切るので、他の光回線と比べて非常に安いです。

ポケットWi-Fi とセットで使いたい!→povo

「格安SIMと合わせてポケットWi-Fi を使いたい!」という人は、povoがおすすめです。

なぜなら、povoはデータ使用量が0GBの場合、月額料金が0円だからです。(半年に一回は最低330円がかかる)

もちろん、ポケットWi-Fi を常に使えばスマホのデータ使用量は0GBで運用可能なため、通信費はポケットWi-Fi 代のみ

確かに、常にポケットWi-Fi を持ち歩かないといけないのでちょっと面倒臭いところはあります。

しかし、通信費はかなり節約できるので、特に一人暮らしの人に強くおすすめしたい組み合わせ方です。

三本

僕もこのpovo×ポケットWi-Fi を活用しています。

海外によく行く!→ahamo、楽天モバイル

仕事や旅行で海外によく行く人は「ahamo」がおすすめです。

ahamoは海外でもそのまま使うことが可能です。国内と同じデータ容量です。

他のキャリアだといちいち追加でプランに加入する必要があったり、高額な通信費が請求されることもあるみたいですが、ahamoなら面倒な手続きなしにそのままデータ通信・電話ができるのです。

「ahamoはプランが2つしかないから使いにくいなぁ…」という人は、こちらも海外に対応している楽天モバイルがおすすめです。

三本

楽天モバイルなら海外プランは2GB使用可能で料金0円のため、海外用のサブ回線として契約するのもあり。

格安SIMのよくある質問

一番節約できるのはどれ?

「人による」以上です。

家族構成や普段スマホ・パソコン・タブレットで何をやるかによっても変わるので一概にどれが安いか決めることはできません。

上記の「使い方別おすすめ格安SIM」をご参考にしてください。

一番通信速度が速いのはどれ?

ahamoです。

ahamoは大手キャリアのドコモと同じ回線を利用しているので、格安SIMの中では最速の通信速度です。

また、格安SIM通信速度ランキングをつけるとしたらこんな感じです。(比較表の平均通信速度より)

  • ahamo
  • 楽天モバイル
  • LINEMO
  • povo
  • NUROモバイル
  • IIjmio

格安SIM各社サービスの通信速度はこちらで比較しています。

田舎でもつながる?

大手キャリアと大差ありません。

なぜなら、今回ご紹介した格安SIMたちは、おおむね大手キャリアの回線を借りてサービスを行っているからです。

そのため、もちろん大手キャリアの電波がつながらないところでは、格安SIMもつながりません。

また、独自の電波を使っている楽天モバイルは、場所によっては通信がやや不安定になりやすいみたいです。

デュアルSIM(複数のSIMを利用すること)ってどうやるの?

スマホ1台につき2つのSIMカードを差し込むことでデュアルSIM運用が可能になります。

基本的には2つのSIMカードを物理的にスマホに差し込むことになるのですが、最近はSIMカードを差し込まないeSIMに対応したスマホがあり、それらはeSIMとSIMカードをひとつずつ使えるものが多いようです。

まとめ

格安SIMサービス6社を比較し、筆者のおすすめランキングをご紹介しました。

格安SIMにもそれぞれ個性があり、強みと弱みがあります。

そのため、利用の際には自分に合った格安SIMサービスを見極めることが肝要です。

この記事が、あなたにとってピッタリな格安SIMを見つける手助けになれば幸いです。

スクロールできます
名称
楽天モバイル

IIjmio

LINEMO

povo

ahamo

NUROモバイル
月額料金
(~1GB)
1,078円850円990円390円
(有効期限7日)
2,970円792円
料金
(2~3GB)
1,078円990円990円990円
(有効期限30日)
2,970円792円
料金
(4~10GB)
2,178円1,500円
(5GB~)
2,728円2,700円
(有効期限30日)
2,970円1,485円
料金
(11~20GB)
2,178円1,800円
(15GB~)
2,728円2,700円
(有効期限30日)
2,970円2,699円
料金
(50GB~)
3,278円3,900円
(50GBまで)
なし6,490円
(60GBまで・有効期限90日)
4,950円
(100GBまで)
なし
良いところ高速かつデータ無制限が安い

データ使いたい放題でWi-Fi 不要
料金設定が細かい

端末とのセットが安い
通信速度・安さどちらも優れる
データ使用量0GBなら料金0円(期限付き)

サブ回線としても優秀
格安SIMの中では通信速度トップクラス

海外でも問題なく使える
データ専用SIMプランが激安


悪いところ環境によって通信が不安定環境によって通信が不安定プランが少ない独自ルールが分かりにくい高い環境によって通信速度が不安定
平均通信速度
(格安SIMの速度比較サイト参照)
113.1Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
41.2Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
63.6Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
46.7Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
152.63Mbps
(オンラインゲームも可能な速度)
41.3Mbps
(問題なくインターネット使用・動画視聴できる速度)
利用回線楽天回線ドコモ回線、au回線ソフトバンク回線au回線ドコモ回線ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
店舗ありなしなしなしあり(有料)なし
海外利用ありなしありありありなし
eSIM対応ありありありありありあり
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