質素な暮らしは意外と快適。月8万円で質素に暮らすコツをご紹介。

通りすがりの猫

現代社会、多忙すぎて無理…。全部投げ出して質素に暮らしたいなぁ。
質素で快適に暮らすコツがあれば教えてくれ。

この記事では、このような疑問を持っている人に向けて、楽しみながら質素な暮らしを送るコツをご紹介します。

むじゃまる

こんにちは、むじゃまるです。月8万円の生活費で一人暮らししているミニマリストです。この記事は僕の実体験をもとにしています。

この記事では以下のことを分かりやすくご紹介します。

この記事を読んでわかること
  • 質素な暮らしを実践するコツ
  • 筆者が質素な暮らしをしてみて感じた魅力
この記事を書いた人
むじゃまる(@mujamaru3)

「お金をかけずに楽しく暮らす」がモットーな節約人間

  • 生活費月5万円~8万円で一人暮らし
  • 趣味は節約すること
  • 試して効果のあった節約術やおすすめアイテム・サービスを発信中

僕は現在、生活費月8万円弱で質素な暮らしをしていますが、なかなか快適でQOL高めです。

「質素な暮らし」と聞くと、貧乏で修業みたいなイメージが湧くかもしれませんが、コツをつかめば意外と楽しく過ごせるものです。

そこでこの記事では、筆者の経験から、質素な暮らしを送るコツをご紹介します。生活のことから考え方までご紹介しているので、質素な暮らしに興味のある人の参考になれば幸いです。

目次

質素な暮らしを実践するコツ10選

質素な暮らしを送るコツ10選

著作者:freepik

ここでは、質素な暮らしを実践するコツをご紹介します。

ここでご紹介するコツは以下の10個です。

働き方を見直す

日常生活において、おそらく多くの人にとって最もストレスフルなのが、労働。

毎日働くために生きてんのかってくらい労働を強制されますし、人間関係も悩みの種です。

そのため、働き方を見直して、労働の負荷を下げてみることは、質素な暮らしを楽しむ一つのコツです。

ちなみに僕は、アルバイトとフリーランスの仕事をして、生きていくために最低限必要な、ささやかなお金を稼いで生活しています。年収は100万円くらいです。

むじゃまる

生活費が月8万円以下なので、十分生きていける。

流石にこの労働スタイルはちょっと過激派なので万人におすすめできません。

しかし、今の職場が合わないと感じている人、仕事が負担になってしまっている人は、自分の性格や個性に合った仕事に転職を検討してみるのはありだと思います。行動には常に不安がつきものですが、行動しないと何も変わりません。

ストレスなく快適に働ける職場を見つけられれば、それだけで人生の幸福度は大きく変わります。

狭いアパートで暮らす

質素な暮らしを実践するためにおすすめしたいのが、狭いアパートで暮らすことです。

具体的な間取りで言うと、1Kかワンルームといったところです。

なぜなら、住環境はライフスタイルに大きく影響を与えるからです。

大きくてお金のかかるところに住めば、必然その他の出費も増えがちですし、逆に小さい家に住めば、自然と生活の規模も小さく、質素に近づきます。

確かに多くの人は、広くて、立地が良くて、設備の整った物件に住みたいと思うでしょう。

しかし、「これは絶対必要!」と思っていた物でも、そぎ落として生活してみると意外と無くても平気なことに気が付くものです。平気じゃなかったら、それを学びとして少しずつ自分に最適なスケールのお家を見つければOK。

ちなみに、おすすめなアパートの特徴は以下のとおりです。参考にどうぞ。

  • 立地:都市中心部や駅から離れている
  • 築年数:築年数が古い(だいたい20~30年以上)の物件。ただしリノベーションされている場合は例外です。
  • 間取り:ワンルームもしくは1K
  • 設備:キッチンは1口コンロ、バス・トイレ一緒、エアコンなしなどの設備がしょぼい物件
  • 周辺環境:周囲に商業施設や公共施設が少ないエリア、自然が多いと尚良し

自然の多い環境で生活する

自然の多い環境で生活すると、都会のようにお金を使う場面が少なくなり、質素な暮らしを送れるようになります。

公園や山、海が近い場所だと、自然が無料の娯楽となるわけですね。質素ながらも毎日の満足感が高まります。

また、僕は海辺や山、緑の多い公園を散歩するのが大好きなので引っ越しをする際にはそういった自然が多い環境に住むようにしているのですが、これが意外とメンタルにも良いです。

「自然はメンタルにいい!」というのはどうやら科学的にも正しいようで…

  • 自然の中を歩くと幸福度が上がる
  • 自然の多い環境で過ごすとメンタルヘルス改善の効果がある
  • 自然の中で暮らすと長生きする
  • 自然は集中力をアップさせる

などの良い効果が多数挙げられています。

個人的に、都市部を離れて自然環境で過ごす時間を増やしてからメンタルが安定してるので、マジでおすすめです。(もはや質素な暮らし関係なし)

自炊する

質素な暮らしをするなら、なるべく自炊した方が良いと思います。

外食は便利ですが、費用がかさみます。自炊をした方が節約になりますし、より健康的です。

僕は基本的に外食はせず(月に1回行くかどうか)、自炊をするようにしています。メニューはシンプルで簡素ですが、一食一食、料理も食事も楽しんでいます。

「粗食」とか言われますが、シンプルな食生活がやっぱり一番。食事に気を遣うようになってから体調も良くなりました。

  • 食費の大幅な節約が可能
  • 健康的な食生活を維持できる
  • おうち時間を充実させることができる
  • 時間を有効活用できる(ある程度慣れたら)

断捨離してみる

持ち物が多いと、「あれも欲しい」「これも欲しい」と物欲が暴走しまくります。多くの物を持つのが当然になっているからですね。

そのため、質素な暮らしに置いて、断捨離は必須項目です。

不要な物を手放すことで、本当に必要な物だけに囲まれた暮らしができるようになります。

結果的に依然と比べて簡素な空間になると思いますが、断捨離で自分の価値観がはっきりするので、自然と心の余裕も生まれます。

むじゃまる

お金がたまりやすくなったり、良いことだらけ!

漠然とした息苦しさを感じている人はぜひやってみてください。

筆者が断捨離して感じたメリット

少ない持ち物を大事に扱う

物を減らすだけでなく、大切に扱うようにすることで、質素な暮らしをより楽しめるようになります。

また、持ち物を大事に扱う習慣がついてくると、必要以上に新しい物を買いたくなりません。

「いつものやつ」が一番使い慣れていますし、なんだかんだ使ってて一番落ち着くんですよね。

むじゃまる

あなたもそんな経験ないですか?

「いつものやつ」が決まれば、あとは使わない物をためらわずに手放す。こうすることでさらに質素を極められます。ここまできたら、新顔ばかりに囲まれて暮らすより快適であることに気が付くはずです。人間関係と同じ。

中でも、僕が特にこだわっているのが調理器具です。おばあちゃんが使っていた油がしみ込んだ鉄のフライパンみたいになるまで、使い込んでいきたいものです。

一人暮らしに最低限必要な調理器具と筆者おすすめのアイテム

とにかく歩く

僕は、車は所持せず、電車やバスなどの公共交通機関はなるべく使わず、とにかく歩くようにしています。

具体的には、徒歩20~30分圏内なら歩いて移動するようにしています。

  • 近所のスーパーに行く→歩く
  • ホームセンターなどへ買い物に行く→歩く
  • 友達と出かける→歩く
  • 通学→歩く
  • 趣味→歩く

歩くことを習慣にすれば、毎日のちょっとした交通費を浮かせることができるのでおすすめです。

もしあなたが近所のコンビニやスーパーへ行くのにも車を使っているようなら、なおさらおすすめです。

散歩は日常の中のちょっとした幸福の源泉でもあったりするので、QOL向上待ったなしですしね。散歩して初めてわかる、住んでいる町の新たな発見も楽しい。

ちなみに、科学的に見ても歩くことはメリットだらけな最強の運動です。健康にもめちゃくちゃ良いです。

  • ちょっとした交通費の節約になる
  • 脳機能が上がる
  • ストレス解消になる
  • アンチエイジング効果がある
  • 足腰の筋肉を程よく鍛えることができる
  • 健康意識が高まる
むじゃまる

歩くことのメリットは他にもたくさんあるよ!
気になる人は『
脳を鍛えるには運動しかない!
』という本がおすすめ。
さらにウォーキングのモチベーションが上がって◎です。

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楽天市場

お金のかからない趣味を始める

質素な暮らしを目指す人の中で趣味が無い人がいれば、せっかくなのでお金を使わず楽しめる趣味を見つけてはいかがでしょうか?

お金を使って派手に遊ぶだけが、趣味の楽しみ方ではありません。質素にお金をかけずとも、趣味を満喫することは可能です。

お金をかけずに生活を楽しむことができるようになれば、いざお金に困るようになった時にも心の支えになります。金欠でも幸せなんて無敵です。

筆者のお金のかからない趣味

  • 散歩
  • 読書
  • 映画鑑賞
  • 絵を描く
  • 運動(筋トレ・ランニング・水泳)

また、お金のかからない趣味は一人でできるものが多いので、一人の時間を充実させることができるようになります。

一人の時間を充実させられるようになると、「一人だと暇!」→「とりあえず誰かと遊ぼう・飲みに行こう」ということが減るので二次的な節約効果もあります。

  • 楽しみながら節約できるようになる
  • お金がない時でも趣味を楽しめる
  • 見栄のために趣味の道具にお金をつぎ込む必要が無くなる
  • 一人の時間を充実させることができる

関連記事

飲み会は最小限に控える

社交の場は大切ですが、頻繁な飲み会への参加はかなり家計を逼迫します。

それに、ほとんどが参加してもしなくてもどちらでもいい物ばかりです。意外と多くの人が周りの空気に合わせて参加しているだけだと思います。

そのため、僕は飲み会への参加はなるべく月1回以下にするようにしています。意外と今の方が周りの人に気を使わなくて済むので僕としては気楽。

節約としても、頻度を抑えたことで1か月に1万円以上節約できるようになりました。

思い切って断ってみることで、お金・労力・時間、全ての節約になって良いです。

むじゃまる

ただし、減らしすぎると人間関係に悪影響を及ぼしかねないで程よいところで調整してね!

  • 時間の節約:自分のために使える時間を増やすことができる。自己投資や充電に使える時間が増えることで幸福感が上がる。
  • お金の節約:飲み会や遊びに行く際にかかる費用を削減できる。どちらも1回3,000円から5,000円くらいかかるのでかなり節約になる。
  • ストレス軽減:無理な付き合いを減らすことでストレスを減らすことができる。
  • 健康維持:飲み過ぎや夜更かしなどが減ることによって、安定した睡眠リズムを保てる。健康になる。

飲み会に行くかどうかを決めるコツを紹介した記事

「やりたくないこと」を見つける

質素な暮らしは、引き算のライフスタイルだと思います。

そのため、自分にとって何が無駄が、やりたくないことを見極めることも重要です。

世間一般的には「必要」「無いと生きていけない」と言われているものでも、意外と無くても何とかなります。

大事なのはしっかりした自分軸と好奇心を持つことです。

「あれ?これ無くても良くない?」と思ったものはじゃんじゃん無くしていきましょう。「やっぱりだめだ」と思ったら元のスタイルに戻せばいいだけですから。

自分の価値観を調べて無駄を削ぎ、シンプルで満足感のある生活を送れるようになれば、それは理想的な質素な暮らしと言えるのではないでしょうか。

むじゃまる

僕もまだ修行の身です。

  • 「どのように生きたいのか?」理想のイメージを持てる
  • 人と自分を比較しにくくなる
  • 常識にとらわれなくなる
  • 判断力が上がる
  • 欲求や常識に流されなくなり幸福度が上がる

「自分の価値観分からない」という人におすすめなのは、パーソナルバリューリストという手法です。気になる人はこちらのサイトで試してみてください。

質素な暮らしの魅力

ここでは、実際に質素な暮らしをしてみて感じた、質素な暮らしの魅力を簡単にご紹介します。

質素な暮らしの魅力は以下の5つです。

質素な暮らし、5つの魅力
  • 「なんとかなる」根拠のない自信が手に入る→質素な生活を続けると、少ない生活費でも十分にやっていけるという実感が得られました。すると、将来の金銭的不安が軽減されるようで、「月10万円くらい稼げれば余裕でやっていける!」という謎の自信まで生まれましたね。
  • 今持っているものに満足できるようになる→少数精鋭の物を大事に扱うようになるので、手元にある物への満足感、安心感が高まりました。なんだか地元の友達と一緒にいるときのような安心感、満足感です。
  • 無理して働かなくても良くなる→低コストで安上がりに生きていけるようになるので、働き方の選択肢が広がりました。無理して毎日長時間働く必要もなく、最低限必要なお金を稼げれば良いことに気が付いた感じです。
  • 自分の価値観がはっきりする→質素な暮らしは引き算の暮らし。無駄を省いて自分にとって大切なことが何かを考えるようになるので、以前と比べてはっきりした自分軸が生まれたように思います。
  • 健康的になる→僕の質素な暮らしは、①ストレスが少ない②よく歩くので運動量が多い③自炊によって食事がシンプルで健康的になった④そもそも健康意識が高まった、これらの要因によって健康度が爆上がりしました。前より目に見えて体調も良いです。

「質素な暮らし興味ある!」という人は参考にしてみてください。

むじゃまる

「質素な暮らしの魅力」は以下の記事でもうちょっと詳しく解説しています。興味のある人はぜひチェックしてみてね!

まとめ

この記事では、質素な暮らしを実践するコツをご紹介しました。

この記事でご紹介した、質素な暮らしを送るコツは以下のとおりです。

あわせてご紹介した、質素な暮らしの魅力は以下のとおりです。

質素な暮らし、5つの魅力
  • 「なんとかなる」根拠のない自信が手に入る
  • 今持っているものに満足できるようになる
  • 無理して働かなくても良くなる
  • 自分の価値観がはっきりする
  • 健康的になる

質素な暮らしは、必ずしも我慢や不幸に直結するとは限りません。

工夫とちょっとした考え方の転換で毎日を楽しむことが可能です。

慣れてくると、意外と快適に暮らせることに気が付くでしょう。案外、お金をじゃんじゃん使うより豊かさを感じるかもしれません。

これは、節約などにも言えることですが、大事なのはやはり自分の価値観をはっきりさせて、「我慢する生活」から「無駄を省いた生活」に変えていくことだと思います。

この記事が質素な暮らしに興味を持っている人の参考になれば幸いです。

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