ミニマリストが読んでよかったと思う、おすすめの本は何?
この記事ではこのような疑問を持つ人に向けて、ミニマリストにおすすめな本を、筆者が実際によんで面白かったと思った本の中から厳選してご紹介します。
こんにちは、三本です。月8万円の生活費で一人暮らししているミニマリストです。
ミニマリスト関連の本を30冊以上読んだ経験から、ミニマリストおすすめの本を紹介します。
この記事では、以下のことを分かりやすくご紹介しています。
- ミニマリストにおすすめの本15冊
- 本を増やさず安く読める方法
僕は年間100冊以上(だいたい)本を読みます。多読家とは言えませんが、読書が好きです。
そこでこの記事では、僕が読んだミニマリスト関連の本の中から、面白かった本・断捨離術や考え方、暮らしの参考になった本を厳選してご紹介します。
「ミニマリストの暮らしや考え方を知りたい!」という人の参考になれば幸いです。
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【2024年最新】ミニマリストにおすすめの本15選
ここでは、筆者が実際に読んだ中から、ミニマリストにおすすめな本をご紹介します。
ここでご紹介するおすすめ本は以下の15冊です。
また、各パートでは、それぞれの本の①面白さ②学びの深さ(どれだけ役に立つか、ためになるか)③分かりやすさを筆者の主観で評価しているので、本選びの参考にしてみてください。
- 低コスト生活 (かぜのたみ)
- ぼくたちに、もうモノは必要ない (佐々木典士)
- 人生を変える断捨離 (やましたひでこ)
- アイム・ミニマリスト (YADOKARI)
- 20代で隠居 (大原扁理)
- 年収100万円で豊かな節約生活術 (山崎寿人)
- エッセンシャル思考 (グレッグ・マキューン)
- より少ない生き方 (ジョシュア・ベッカー)
- お金の減らし方 (森博嗣)
- ソロー流究極のシンプルライフ (毛利律子)
- フランス人は10着しか服を持たない (ジェニファー・L・スコット)
- 捨てる贅沢 (ドミニック・ローホー)
- #シンFIRE論 経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法(穂高唯希)
- 不便益という発想 (川上浩司)
- 正しい家計管理 (林總)
- おまけ(惜しくも選考外なおすすめの本たち)
低コスト生活 (かぜのたみ)
<月7万円で、心が満ちる小さな暮らし。>心とお財布にかかる負荷(コスト)を見直し、家賃込み月7万円の生活を実現した著者が少しのモノとお金で暮らすメソッドを紹介する。総再生回数1800万回を誇る人気YouTuber初の著書。
Amazon紹介文から引用
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「かぜたみラジオ」という人気Youtubeチャンネルを運営するかぜのたみさんが自身の低コストライフを紹介した本です。
ミニマリストの本の中でも、ここまでリアルな暮らしを描写されている本はあまり無いのではないでしょうか。
かぜのたみさんが実践しているミニマルライフを垣間見ることができるので、非常にためになります。カルチャー系の雑誌を読む感覚に近いかもですね。
ミニマリストみんなが憧れるお手本のような暮らしをされています。気になる人はぜひ手に取って読んでみてください!
「ミニマルライフがどんなものか知りたい!」「暮らしのお手本を知りたい!」という人におすすめです。
文章もとても読みやすく、さらっと読めるので、難解で長い文が苦手な人にもおすすめ!
ぼくたちに、もうモノは必要ない (佐々木典士)
モノも情報もあまりに複雑化した現代。
そのノイズに阻まれて、本当に自分に何が必要なのか、何を大事にしたいのかさえわかりにくくなっている。
できるだけ多くのモノを手に入れるのが唯一の正解だった時代はもう終わった。
それがほんとうの「幸せ」にはつながらないことをなんとなくみんなが気づき始めている。
生き方にはもっと自由な選択肢があっていいはず。
他人の目線ばかり気にした世界から、自分の声に耳を澄ませてみること。
断捨離からミニマリストへ。
終わりのないモノへの追求から一度思いっきり距離をとってみること。これはもう一度「幸せ」について考え始めることに他ならない。
Amazon紹介文より引用
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この本『ぼくたちに、もうモノは必要ない』は、ミニマリズムについてのサイト『ミニマル&イムズ less is future』を運営している佐々木典夫(ささきふみお)さんがミニマリストについて語りつくした本です。
- なぜミニマリストが生まれたのか
- なぜ現代人はこんなに物を持っているのか
- 物を捨てる方法
- 物を捨てて筆者(佐々木さん)が感じた変化
などなど、ミニマリズムに興味を持っているならだれもが抱くであろう疑問や悩みを全て網羅した本となっています。
また、こちらの本はとにかく文章が論理的で明快です。
基本、ミニマリスト系の本って写真や美文で感情に訴えるものが多いのですが、この本はきっちり「なぜ?」「どのように?」と思うところを隈なく、分かりやすい文章で説明されています。
説明となると身構える人もいるかと思いますが、簡単な文章でかみ砕いて説明してくれているので、けっこうスルスルと読めると思います。
「それっぽい文章で感情に訴えかける本より、分かりやすく説明してくれる方が好き!」という人や、ミニマルライフ初心者の人の1冊目としておすすめな本です。
ミニマリズムを分かりやすく簡潔に説明してくれる、塾の先生みたいな本です。ミニマリスト本1冊目として自信をもっておすすめできます!
人生を変える断捨離(やましたひでこ)
本書は、断捨離について、
「言葉は知っているけど内容はよくわからない」
という方はもちろん、
「モノの片づけ以上のことは知らない」という方も、
あらためてモノの手放し方を復習しながら
「断捨離」の持つ底知れぬパワーを
実感していただけたら幸いです。断捨離の基本を再度確認しつつ、
Amazonの紹介文より引用
究極の目的である
人生のスパイラルアップの方法を紹介する
集大成の1冊です。
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こちらは、「断捨離」という言葉の生みの親であるやましたひでこさんが、断捨離の効果やコツについてまとめた本です。
この本は、断捨離の効果や断捨離をする意味を学ぶことができる1冊です。
断捨離術についても、かなり詳しく解説されていて、参考になる方法がたくさん見つかります。個人的には、断捨離術に関して最も参考になる本だと思います。
また、この本はミニマルライフを始めて人生が好転した人たちの体験談がつづられているところが非常に魅力的です。(体験談が載っている本ってより希望が持てて良いですよね)
「断捨離についてもっと知りたい!」という人に強く推奨なミニマリスト本です。
体験談はすべて女性のものなので、男性より女性のほうがより自分事として共感出来て読みやすいかも!(もちろん男性にとってもためになる本です)
アイム・ミニマリスト(YADOKARI)
「タイニーハウス」「モバイルハウス」を利用した小さな暮らしはアメリカ発の潮流です。
Amazon紹介文より引用
それに触発され、日本でも実践を始める人たちが出てきました。そうした人たちを実際に家に訪ね取材してまとめたのが本書です。
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この本は、小さな住まいに住んでミニマルライフを実践する人たちの実例集です。
- 長野で家賃1万円のトレーラーハウスに住んでいるライター
- 地方で自分で家を作って住んでいる女性
- 東京で家を持たずに暮らしている男性
などなど、個性豊かなミニマリストたちの暮らしや価値観、そして彼らの物語を、たっぷりの写真とともに味わい尽くすことができる本です。暮らしの実例をいろいろ見られるので、理想の暮らしを見つけることができるかもしれません。
肩の力を抜いて、「こんな生活良いな~」「僕も田舎でこんな暮らししてみたいな~」とかぼんやり考えながらリラックスして楽しんでください。装丁もセンスがいいので、インテリアとして本棚に飾るのもあり笑。
「ミニマリストの暮らしを知りたい!」「センスのいい人の暮らしを見て、参考にしたい!」という人におすすめ。
『アンドプレミアム』や『Casaブルータス』のようなおしゃれな雑誌が好きな人や、建築好きな人に特に刺さる本だと思う!
20代で隠居 (大原扁理)
ひきこもりじゃない、フリーターでもない、
究極の遊び人生「隠居」ご提案!
……私にとって、贅沢は遠くの友人みたいなもの。
ホームレスが世捨て人なら、隠居は世離れ人。
都会の誘惑とは意識的に距離を置き、完全には捨てない。ここがポイント。
二十歳過ぎたら人生は引き算で、周囲のモノも人との付き合いも削ぎ落とし、
わが生活の快適と気楽さだけをめざす週休5日制。
これはひとつのライフスタイル。
21世紀版都市型隠居なのだ。
Amazon紹介文より引用
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この本は、「年収90万円で東京ハッピーライフ」で有名な、隠居界の大御所、大原扁理さんの本です。
東京郊外の家賃28,000円の格安アパートを借り、週2日の労働でシンプルに暮らす、隠居生活について綴ったエッセーとなっています。(大原さんはこのような生活のことを「隠居」と呼んでいます)
俗世を離れてシンプルに、自分のペースで暮らす「隠居」は、ミニマリストに興味を持っている人の多くが憧れるのではないでしょうか。
この本は断捨離やミニマリズムについて実際に触れているわけではないのですが、「常識」や「普通」といった観念を破って自分の価値観と実感に基づいた暮らしをする大原さんの姿には、学びたいことがたくさんあります。
「なんだか生き辛いなぁ」と感じている人や、「普通に暮らすの、しんどい」と感じている人におすすめの本です。
読後は、「こんな風に自己中に(良い意味で)生きていいんだ」と、じわじわと元気が湧いてくると思います。
この人の本はどれも読みやすくて、押しつけがましいところがないので「自己啓発はちょっと苦手」という人にも読みやすい。
年収100万円で豊かな節約生活術 (山崎寿人)
生活費月3万円、20年間定職に就かず生きてきた自称プータローの著者。せっかく東大を出て一流企業に勤めたがそれも辞め、一体どんな窮乏生活をしているかと思いきや…ベランダにはハーブ菜園、食卓はご馳走、毎週のように友人を招いて宴会と、まったく貧乏臭くない生活ぶり。どうしてこんなに豊かな暮らしが実現できるのか? 試行錯誤を重ねて編みだした、楽しくて賢い節約生活術を大公開! 1人前200円程度で名店の味に迫る「格安レシピ集」付きの使える一冊。
Amazon紹介文より引用
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この本は、東大出身でありながら20年定職に就かずに暮らしている山崎寿人さんの本で、彼の暮らしぶりを存分に楽しめます。
山下さんは生活費月3万円とめちゃくちゃ低コストな生活を送っていますが、この本を読むにかなり人生を楽しんでいるように思われます。
好きなことをして、食費を抑えながらも工夫して美味しそうなご飯を作り、友達に囲まれて暮らす。その暮らしぶりは低コストな生活に希望を感じさせます。
直接ミニマリズムについて語った本ではないのですが、自分の価値観と生活を見直す良い機会になると思います。「お金が無くても、楽しく生きられるんだ」と実感できればそれで100点な本でしょう。
ミニマリストだけでなく、隠居暮らしや節約なんかも興味のある人に特におすすめです。
付属の「格安レシピ集」もめっちゃ参考になります。これのおかげで僕も食費を減らせるようになりました。
エッセンシャル思考 (グレッグ・マキューン)
さあ、あなたも今すぐ
99%の無駄を捨てて
1%に集中しよう!本書で紹介するエッセンシャル思考は、
単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、
システマティックな方法論だ。エッセンシャル思考が目指す生き方は、
Amazon紹介文より引用
「より少なく、しかしより良く」。
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この本は、AppleやGoogleなどの名だたる企業でアドバイザーを務める著者、グレッグさんが、「無駄なことはやらない。大事なことだけやる」というエッセンシャル思考の実践法とその効果を綴った本です。
ミニマリストの暮らしに直接的に触れているわけではないのですが、本書で提唱されているエッセンシャル思考はミニマリズムの思想とも親和性が高く、一読の価値ありです。
- 「やらなくては」ではなく、「やると決める」
- 「どれも大事」ではなく、「大事なものはめったにない」
- 「全部できる」ではなく、「なんでもできるが、全部はやらない」
なかでも、「やるべきことが多すぎて毎日くたくた」「何が大事で、どれが本当にやるべきことなのかわからない」という悩みを持っている人は、本書が良き助け舟となってくれると思います。
面白い本ですが、320ページもある+翻訳文なのでちょっと読みにくいので、本を読み慣れていない人にはマンガ版をおすすめします。
より少ない生き方 (ジョシュア・ベッカー)
2016年、「新ミニマリズム」旋風を巻き起こした
全米ベストセラー、早くも日本上陸!現代のミニマリズム運動を代表する1人で、毎月100万人が訪れるサイト
Amazon紹介文より引用
「ミニマリストになる(Becoming Minimalist)」の創設者が明かす、
「ものを手放して豊かになる」方法とは!?
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この本は、アメリカで大人気のミニマリストブログ「Becoming Minimalist」の運営者であるジョシュア・ベッカーさんがミニマルライフについて語った本です。
著者であるジョシュアさん、ブロガーになる前は牧師を務めていたようで、それもあってかこの本は他のミニマリスト本と比べて観念的な話が多いです。
ミニマルライフの実践法よりも、その先にある幸福にフォーカスされています。
そのように、「自分にとって最良な人生を歩むにはどうすればいいか?」という疑問をベースとして、その上で、自分に合ったミニマルライフを見つける方法を提案してくれているので、あまり押しつけがましくなくて読みやすいです。
ちょいと宗教的な話もあるので、そういうのが苦手な人は止めておいた方がいいかも。あと少し自己啓発系感強め。
お金の減らし方 (森博嗣)
『すべてがFになる』や『スカイクロラ』で知られる人気作家・森博嗣が、
自らのお金との付き合い方を振り返りながら、お金の本質を解き明かす。本書は、お金というレンズを通して、あなたの人生に深く問いかける。
「お金の減らし方」と大胆に銘打った、人生に効き、人生が変わるお金の本である。投資家やFPでは決して語ることのできない、これからの生き方を考える「お金の哲学」。
Amazon紹介文より引用
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この本は、『すべてはFになる』などの作品で人気の小説家である森博嗣さんが、お金の使い方について自身の経験をもとに語った本です。
「そもそもお金は人生をより良くするための道具。だから稼ぎ方より、使い方をもっと真剣に考えた方が良い」というのが本書の中心テーマ。
要は、「自分の欲しい物・好きな物を見極めろ!どうでもいいことにお金を使うな!」ってことですね。
多くの人が、「お金の増やし方」「最も効率よく稼ぐ方法」に興味を持つ中、お金の使い方について焦点を当てられているわけです。正に逆張りですが、これが非常にハッとさせられる内容です。
禁欲的なミニマリストや、お金を貯めることが目的になりがちな節約家にぜひ手に取ってもらいたい本です。
ただし、小説家の方が書かれた本なので、やはり自語りが多め笑。
ソロー流究極のシンプルライフ(毛利律子)
およそ160年前にマサチューセッツ州のコンコードの若き哲人、ヘンリー・ディビッド・ソローといった。彼は『ウォールデン-森の生活』という文学的思想書を残したが、超絶主義の哲学者、詩人、環境科学者でもあった。生活をできるだけ簡素にすると人間はもっと賢く幸せに生きられるのではないか。それを実践して証明し、世の中の人々に知らせたい――ソローの生き方を解説した一冊。
Amazon紹介文より引用
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この本は、ミニマリズムのパイオニアであり、多数のミニマリスト本で著作を引用されている、ヘンリー・デイビッド・ソローという人の生き方や人物像を解説した本です。
「ソロー」という名前は、今回ご紹介したミニマリスト本の中でも何度も登場するのですが、彼の著作は実際は恐ろしく難解。
そんな高名ながらも敷居の高いソローの思想を分かりやすくかみ砕いて解説してくれているのが本書です。
ソローの言葉とエピソード、著者の解説からソローの人物像や思想が理解できます。
「忙しい毎日に疲れた…」「もっとシンプルに生きたい」と思っている人は、彼の生き様に心を打たれると思います。おすすめです。
ソローの本って、もともとが難解なうえ、日本語に翻訳されるとますます訳の分からない文章になって読むのに挫折しがちなので、すごくありがたい本だと思った。
フランス人は10着しか服を持たない (ジェニファー・L・スコット)
高級料理を食べて、たくさん買い物をして、
あちこち旅行をしても、
心からの満足を感じられないあなたへ。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、
Amazon紹介文より引用
フランスの貴族の家にホームステイすることになる。
その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、
毎日を“特別な日”のように生きること。
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この本は、世界15か国で翻訳され、日本でもベストセラーになった有名な本です。
著者のジェニファーさんがフランス留学した際の経験をもとにした、フランス流のシンプルながらも豊かなライフスタイルが綴られています。
少ない持ち物で情熱的に、楽しく暮らすためのエッセンスがてんこ盛りなので、ミニマリストの背中を力強く押してくれます。この本を読んだ後は、丁寧な暮らしに目覚めることでしょう。
また、この本は、少ない持ち物かつシンプルなスタイルで、女性らしく身だしなみを整える方法がけっこうがっつりと書かれている稀有な本です。女性ミニマリストは特に参考になるのではないでしょうか。
ただし、ちょっと「アメリカ人のフランス人への憧れ」が押し出されていて、バイアスがかかっているように感じます。
「自己啓発系は苦手!」という人は読むのはやめておいた方がいいでしょうね。
捨てる贅沢 モノを減らすと、心はもっと豊かになる (ドミニック・ローホー)
モノが多すぎると苦しい。持ち物は「家賃が高くつく同居人」。捨てるだけで家は45%も広くなります。フランス・シンプル生活。
「BOOK」データベースより引用
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この本は、フランス出身ながら日本在住歴40年で、日本の大学でも教鞭を執るドミニック・ローホーさんの本です。
本の内容は、断捨離についてが主で、そのメリットや捨てるコツなどが提案されています。
日本人のミニマリスト本ではあまりお目にかかれない美文調で、洗練された雰囲気をまとっています。小説家のエッセーとかが好みな人には結構ハマりそうです。
どちらかというと、「具体的に断捨離の方法を学びたい!」というよりは、「シンプルな暮らしに憧れがある!誰かお手本になる人が欲しい!」という人におすすめなように思います。
観念的な話が多いので、この本が気に入った人は、仏教とか禅の本と相性が良いかも!
ちなみに禅の本のおすすめは「禅マインド ビギナーズマインド」
#シンFIRE論 (穂高唯希)
「ぼんやり」生きるか、「自分の意思」で生ききるか。お金の価値観、情報の本質のとらえ方、対人の想像力、投資の臨機応変。
Amazon紹介文より引用
人生にふりまわされたくない多くの社会人へ。精神と経済の自立を得て自由で主体的な人生を生きる、日本FIRE第一人者の壮大なる人生戦略!
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この本は、人気ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた」を運営している穂高唯希さんの人生哲学が詰まった本です。
穂高さんと言えば、株式投資などで資産を形成してさっさと仕事をやめる、通称FIREを日本で広めた方ですが、FIREはあくまで人生の選択肢を増やす手段で、「本当に大事なのは何を大切にしてどのように生きるかだよね!」というスタンスをとっています。この本でもそれが話の中心になっている感じ。
また、本書では直接ミニマリズムについて言及しているわけではありませんが、モノ・環境・常識との向き合い方や価値観の探り方はミニマリストにとってもかなり参考になると思います。
「自分の好きなことが分からない」「なんとなく惰性で生きている気がする」このような悩みを持つ人には特に刺さる本だと思います。
FIREに興味のある人は、「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」もおすすめ!
不便益という発想 (川上浩司)
便は手間だが役に立つ! 便利な時代の新しいアイデアの本
ビジネスや社会では、「便利」「最短」「効率」を追求する仕事の進め方や、企画の考え方が溢れています。しかし、便利=豊かな社会なのでしょうか。
Amazon紹介文より引用
少しでも疑問がある人は、不便をとり入れることで新しい発想ができます。本書では、不便から生まれる益を「不便益」と呼び、新しいモノ・サービスを考えるビジネスマンやクリエイターの視野を広げます。
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この本は、京都大学でデザイン学の教授をしている川上浩司さんの本です。
不便を取り入れることから生まれる益である、「不便益」の魅力を語っています。
不便さを日常に取り入れると、けっこう頭を使いますし、何気ない生活を楽しめて、毎日が生き生きとします。この感覚、ミニマリストは共感できるのではないでしょうか?
そうでない人も、きっとこの本を読めば、ちょっとした不便を取り入れてみたくなること間違いなし!(僕は行き当たりばったり、スマホなしで一人旅しました笑)
図や実例付きでユーモアがあり、本も100ページちょっとと短いので、読みやすいのもgood!
正しい家計管理 (林總)
公認会計士・林總氏が経営のマクロな視点を家計に落とし込んだ、シンプルで使える家計管理法です。
Amazon紹介文より引用
著者は、「節約・貯金」が目的ではなく、「家族と自分が今も、未来も幸せになること」が家計管理の真の目的である、という考え方。まずは、「私は(うちの家族は)、何にお金を使うことが幸せなのか」を、考えることが「正しい家計管理」の第一歩です。
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この本は、公認会計士の林さんによる、家計管理法の指南書です。
よくある、フィナンシャルプランナーの方が書かれた家計の本は、貯金や節約そのものが目的になっていることが多いのです。
しかしこの本は、「家族と自分が今も、未来も幸せになること」を家計管理の真の目的としているので、お金だけでなく、人生全般の役に立ちます。
価値ある物にお金をかけるというスタンスなので、ミニマリストの思想ともめちゃくちゃ相性が良いです。
家計管理法は人生における必修科目だと思うので、ぜひとも一度手に取ってもらいたいです。
家計管理の本というと、何やら堅苦しそうですが、本書はかなり分かりやすくかみ砕いて説明してくれているので、苦手な人でも読みやすいと思う!
【おまけ】惜しくも選ばれなかった本たちを紹介
ここでは、惜しくもミニマリストにおすすめの本15冊に選ばれなかった良書を4冊ご紹介します。
正直、先の15冊と同じくらい読みがいのある本なので、気になる人はぜひ手に取ってみてください。(19冊だときりが悪いので、本格的にご紹介するのは15冊のみとさせてもらいました)
減らす技術 (レオ・バボータ)
先ほどご紹介した「より少ない生き方」同様、こちらも海外のミニマリストブロガーさんの本です。
減らす方法とテクニックが満載なのですが、どちらかというと「より少ない生き方」のほうが好き。
レシピを見ないで作れるようになりましょう。(有元葉子)
料理研究家、有元葉子さんによる、「レシピを見ないで料理が作れるようになる」をテーマとした本です。シンプルかつ重要な料理の基礎が詰まっていて面白いです。母ミニマリスト、一人暮らしミニマリストにおすすめ。
私の生活流儀(本多静六)
植林・造園・産業振興など多方面で活躍した偉人、本多静六さんの著書。人生成功の基礎となる健康管理法や食生活、学習法などがまとめられています。
投資家として何億という資産を築きながら、生涯質素倹約を貫いた生活のエッセンスは非常にためになります。
31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。(なにおれ)
人気ブログ「なにおれ」を運営しているなにおれさんの著書。月13万円でシンプルに暮らす具体的な方法が綴られています。
実際の生活を肌身に感じられるのが良さです。
ミニマリストが本を読むなら「Kindle Unlimited」を活用しよう!
ミニマリストが本を読むなら、Kindle Unlimitedの活用をおすすめします。
Kindle Unlimitedには、以下のようなメリットがあります。
- 月額980円で200万冊以上の本が無料で読み放題
- 簡単に元が取れる
- ラインナップが充実している
- 電子書籍なので本を買っても物が増えない
- 外出先でも気軽に読書できる
- 30日間の無料体験が可能
今回ご紹介した本の中にもKindle Unlimitedなら無料で読み放題なものもあるので、読書好きの人はぜひ活用してみてください。
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ミニマリストに関するQ&A
ミニマリストになるコツは?
僕が考える、ミニマリストになるためにまずやるべきことは、以下の6つです。
- ミニマリストの本を読む
- どう見てもいらない物から断捨離する
- 1年以上使っていない物を捨てる
- 捨てることを習慣にする
- とにかく買わない暮らしをする
- 自分の価値観を深堀りする
それぞれの詳しい解説は以下の記事にあります。
ミニマリストになって感じたメリットはある?
僕がミニマリストになって感じたメリットは以下の7つです。
- お金がたまるようになった
- 自由な時間が増えた
- 自分の価値観がはっきりした
- 人と自分を比べなくなった
- 怠け癖が治った
- 体調が良くなった
- 部屋がスッキリした、おしゃれになった
①お金がたまるようになった、②自由な時間が増えた、③自分の価値観がはっきりした、これらは特に大きな効果があったと感じています。
それぞれの詳しい解説は以下の記事にあります。
ミニマリストの末路は悲惨?
間違ったミニマリストの習慣を身に着けてしまった場合、悲惨な末路をたどることがあります。
僕が考えるミニマリストの悲惨な末路は以下の4パターンです。
- 理想と現実のギャップに打ちのめされる
- 必要なものまで捨てて生活が不便になる
- 娯楽を全て絶ってしまい、毎日がつまらない
- 周りの人と意見が合わなくなる
詳しい解説は以下の記事にあります。
断捨離のコツは?
持ち物を減らす断捨離のコツは以下の6つです。
- 断捨離の4W1Hを決める
- どう見てもいらない物から断捨離する
- 迷ったらとりあえず捨てる
- 実験的に「持たない暮らし」をしてみる
- とにかく買わない暮らしをする
- サブスク・レンタルサービスを活用する
「6つもあったらどれをやればいいのか分からない!」という人は、基本的に以下の2つのことを意識してみるといいと思います。
- いらない物を捨てる(断捨離)
- なるべく物を増やさないようにする
詳しい解説は以下の記事にあります。
まとめ
この記事では、ミニマリストにおすすめの本をご紹介しました。
ここでご紹介したおすすめの本15冊は以下のとおりです。
- 低コスト生活 (かぜのたみ)
- ぼくたちに、もうモノは必要ない (佐々木典士)
- 人生を変える断捨離 (やましたひでこ)
- アイム・ミニマリスト (YADOKARI)
- 20代で隠居 (大原扁理)
- 年収100万円で豊かな節約生活術 (山崎寿人)
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- より少ない生き方 (ジョシュア・ベッカー)
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- ソロー流究極のシンプルライフ (毛利律子)
- フランス人は10着しか服を持たない (ジェニファー・L・スコット)
- 捨てる贅沢 (ドミニック・ローホー)
- #シンFIRE論 経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法(穂高唯希)
- 不便益という発想 (川上浩司)
- 正しい家計管理 (林總)
- おまけ(惜しくも選考外なおすすめの本たち)
どれも面白く、新たな価値観や考え方に出会う良いチャンスだと思うので、興味のある物があれば手に取ってみてください。
個人的に、ミニマリストが本を読むならKindle Unlimitedをおすすめします。
電子書籍なので持ち物が増えないし、紙の本より安いし、書き込みや要点のまとめも紙の本よりやりやすいのでおすすめです。月額980円で、読み放題な本のバリエーションが豊富なのでコスパも◎。
- 月額980円
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