持ち物を減らしてスッキリした暮らしをしたいけど、何を捨てればいいのか分かんねぇ…。
捨てても困らなかった物を教えて!
この記事では、このような疑問を持って人に向けて、ミニマリストが選ぶ、捨てても困らなかった物をご紹介します。
こんにちは、三本です。月8万円の生活費で一人暮らししているミニマリストです。この記事は僕の断捨離経験をもとにしています。
「いつか使うかもしれない…」「今捨てたらもったいない…」
このような思いから断捨離がうまくいかない人も多いと思います。
実際、僕も断捨離をする中で何度も捨てるか迷う経験をしてきました。ですが、その経験の中で、「思い切って捨てても99%後悔しない」ことに気が付きました。
必要だ、いつか使うと思い込んでいた物でも、捨ててしまえば意外と必要ないことが分かるものです。
そこで今回の記事では、僕が断捨離してきた中で、捨ててもよかったと感じた物を10個ランキング形式でご紹介します。
この記事が断捨離中のミニマリストの参考になれば幸いです。
【断捨離】ミニマリストが選ぶ、捨てても困らないものベスト10
ここでご紹介する、捨てても困らなかった物は以下の10個です。
第1位:1年以上着ていない服
捨てても困らなかった物堂々の1位は、普段着ていない服です。中でも、1年以上着ていない服はもう一度日の目を見る可能性はかなり低いと思うので、頑張って捨ててしまいましょう。
「またいつか着ることがあるかもしれない」「けっこう高かったから捨てるのがもったいない」
服はまだ使えそうだったり、値段が高い物も多いので、捨てるのをズルズルと先延ばししがちです。
しかし、服は全く着ていなくとも、クローゼットのスペースを取ってしまいます。
さらに、ファッションの好みや体型、トレンドは変わるものなので、捨てても困らないです。おそらく、捨てたらすぐに持っていた服のことも忘れることでしょう。
「どれを捨てたらいいか分からない…」という人は、捨てる服の基準をあらかじめ設けて思い切って捨てましょう。
個人的には、「1年以上着ていない服は捨てる」という判断基準が分かりやすくて好き。
- フリマサイトで売る:メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどを活用して売ります。捨てるついでにお金も得られてちょっと得した気分になれます。ただし、すべての物が売れるわけではないです。
- リサイクル:ユニクロなどの一部のブランドは、不要な衣類をリサイクルするための回収プログラムを実施しています。環境によさそうです。
- ごみ処理場で捨てる:各自治体のルールに従って捨てる。面倒な場合は地域のごみ処理場にまとめて持っていくのもあり。
第2位:何年も読んでいない漫画・雑誌・本
2位は、何年も読んでいない漫画や雑誌、本です。
読み終わってから何年も手に取っていない漫画や雑誌、本はおそらくこの先も読み返すことはありません。
インテリアを見栄えよくするために、「自分はこんな本を読んできたんだぞ!」という謎のアピールのために本を取っておく人も多いと思います。
しかし、本は持っておくほど良いという物でもないです。本は所有するための物ではなく、読むものです。
読むことのない本は、もう本としての本来の役目を終えています。
「これは何度も読み返したいなぁ」「これを捨ててしまったら何だか自分の一部が失われる気がする!」こんな気持ちになるようなお気に入りの作品以外は手放して、本棚をスッキリさせてみませんか?
僕は部屋中にぎちぎちに本を置くより、小さな本棚にお気に入りの本をちょこっと置いておくのが好きです。(ただの感想)
- 図書館で本を借りる:図書館なら本を無料で借りることができます。基本的には図書館で借りて読んで、気に入った本だけ買えばOK。
- Kindle Unlimited
で読む:図書館になかったとしても、Kindle Unlimitedのような電子書籍を使えば、いつでも本を読むことができます。電子書籍なら部屋のスペースを取らないので良いです。しかも紙の本より安い。 - 読み終えた本をメルカリで売る:「もう読まないな」「買ったけどあまり面白くなかったな」という本はメルカリで売ると良い。読書代をいくらか回収できて部屋の整理になります。
第3位:テレビ
第3位は、テレビです。
AmazonプライムやU-NEXTなどの動画配信サービスに登録しておけば、スマホやパソコンでテレビ番組は見ることができますし、そもそもテレビ番組自体べつに見なくても生きていけます。
エンターテインメントの豊富な今の時代、テレビが無くともYoutubeや動画配信サービスでみる映画やアニメ、ドラマだけで十分に娯楽を楽しむことが可能だからです。
その上、テレビを見ていると常に物欲を刺激されて浪費が増えたり、脳死で見ることができるので時間も無駄にしがち。
よく考えたら↑はyoutubeやインスタ、tiktokも同じかもしれない。
テレビはむしろ手放した方が良いまであるかもしれません。
- 時間の節約:自分のために使える時間を増やすことができる。自己投資や充電に使える時間が増えることで幸福感が上がる。
- お金の節約:物欲を刺激される機会が減るので、無駄な買い物が減る。
- 部屋がスッキリする:テレビを捨てることで部屋がかなりスッキリする。テレビはスペースを取るし、配線がごちゃごちゃしているため。
第4位:収納家具・収納ボックス
第4位は、収納家具・収納ボックスです。
なぜなら、収納家具や収納ボックスを持っていることが持ち物の増加につながっているからです。
人は、使っていない物でも、おしゃれな収納家具や収納ボックスに入れて誤魔化しがちです。
しかし、そのような妥協がいつまでも物を減らせない原因の一つです。
そもそも、持ち物を断捨離していけば、ほとんどの収納は無くても困らないのです。
- 本棚:本棚がスカスカだとダサいので本を無駄に買いたくなってしまいます。
- タンス:着ない服を詰め込んで、服を捨てられない時の誤魔化しに使われるだけなので捨ててOK。
- 収納ボックス全般:しっかり断捨離すればほとんど必要ないです。買うとしても、断捨離を完了させてからのほうが良いです。
持ち物を減らすコツ紹介記事
第5位:子どもの頃のおもちゃ
第5位は、子どもの頃のおもちゃです。
子どもの頃のおもちゃは、懐かしい思い出が詰まっているかもしれません。ノスタルジーからつい捨てるのをためらってしまうかもしれません。
しかし、冷静に考えて、子どもの頃のおもちゃを使う機会はおそらくもう二度とありません。
特に思い入れの深い物だけ取っておいて、その他の物は思い切って手放してしまいましょう。
「でも、手放すのは気が引ける…」という人は、写真にとっておくことをおすすめします。
写真に収めておけば、また思い出に浸りたいと思ったときにいつでも見返すことができます。
おもちゃはフリマサイトで売るか、寄付して手放すのがおすすめ!
昔遊んでいたおもちゃが巡り巡って誰かの役に立つというのは何だかエモいです。
第6位:使用頻度が低い調理器具(例.圧力鍋)
第6位は、使用頻度が低い調理器具です。
高性能な調理器具は、ほとんど使われることなく眠っているものが多いです。
僕の場合、一人暮らしをし始めたときに圧力鍋を買ったんですが、結局ほとんど使わず後悔しました…
「周りの人が使っているから…」「SNSで見て、かっこよかったから」「これを使えば、おいしい料理ができそうだから…」と思って買ったとしても、使うのは最初のうちだけ。
確かに、調理器具は高価な物が多いので捨てるのは気が引けますが、それらはキッチンのスペースを無駄にしているだけかもしれないので、思い切って捨ててみましょう。
おそらく今後も使わないし、使わなくても大丈夫なので捨ててもOKです。(大丈夫じゃなかったら今でも使っているはず)
「買って後悔した!」となりがちな調理器具5選は以下のとおりです。
- ホットプレート:意外とフライパンだけでどうにかなるので結局使わなくなりがち。
- コーヒーメイカー:「なんかあったらおしゃれ!」で買ったコーヒーメイカーも、飽きたらただ使うのが面倒くさいだけになって後悔する。
- ホームベーカリー:最初のうちは喜んで使うが、後片付けの面倒くささに落胆して使わなくなる。
- 圧力鍋:なんか料理上級者っぽくて買ったが、結局使いこなせず終わった。
- ミキサー:片付けが面倒。結局「野菜ジュース買った方がよくね?」となって出番終了。
ミニマリストに最低限必要な調理器具&筆者おすすめのアイテムを紹介。
第7位:使っていない食器
第7位は、使っていない食器です。
どこの家にも必ず、全く使っていない食器はあるものです。
僕も、「なんとなく使いそうだから、かわいいから」で買った使わない食器が山ほどありました。
しかし、いらない食器はスペースの無駄遣いです。
どうでもいい食器をたくさん持つより、こだわった一軍の食器を厳選して持っていた方がなんかかっこいいと思いませんか?
普段の生活でよく使うお気に入りの物を人数分だけ残して、シンプルで使いやすいキッチンを目指しましょう。
そもそも、食器の数を最小限に減らすことができれば、食器棚を手放すことができます。
食器棚が無くなったキッチンは、見違えるほどに開放的です。僕も食器棚を捨てた時は、「この家のキッチン、こんなに広かったんだ!」と驚きました。
また、食器棚を減らすことでキッチンの幅広い動線を確保できますし、地震の時にも倒れてくることがないので安心です。
使ってない食器がある人は、食器の整理をしてみることを強く推奨します。
第8位:ハンドソープ・ボディソープ
第8位は、ハンドソープ・ボディソープです。
ハンドソープ・ボディソープは手放して石鹸に置き換えることをおすすめします。
なかでも、ハンドソープの多くに含まれている殺菌成分のトリクロサンやトリクロカルバンは有害です。
アレルギーを引き起こしやすくしたり、良い菌まで殺してしまって、感染症にかかりやすくさせてしまう厄介な成分なのです。しかも、ハンドソープが石鹸より効果的という証拠も無いです。
また、これは薬用石鹸ミューズやビオレU、ナイーブなどの有名どころにも含まれています。とにかく「薬用」「抗菌」と書いてある商品には入っている感じです。
なので、ハンドソープは手放しても問題なしです。
また、石鹸ならついでにボディソープ代わりにも使えるので、「ついでにボディソープも石鹸にしとけば良くない?」といった感じでボディソープも石鹸で代用することをおすすめしています。
石鹸は敏感肌にも優しいですし、程よい洗浄力で、安い。
「石鹸って、何を買えばいいの?」という人は、シャボン玉石けんというやつを使ってみてください。安い上に、植物油脂の石けん素地しか使ってないので健康的に問題なし。
(参考記事:https://yuchrszk.blogspot.com/2014/08/blog-post_19.html,https://yuchrszk.blogspot.com/2014/06/blog-post_2.html)
第9位:普段使わない文房具(例.えんぴつ)
第9位は、普段使わない文房具です。
デスクの引き出しの中に、使っていない文房具が眠っていませんか?
僕はありました。引き出しの中に昔の鉛筆やシャーペン、ノートなどがたくさん眠っていました。
必要以上に持っているペンやノート、その他の文房具は、無駄に場所を取るだけです。
実際、僕も「いつか使うかも」「また今度使えそう」と思ってえんぴつやノートをとっていたのですが、結局何年も使わないまま机にしまってありました。
普段使わない文房具は整理し、本当に使うものだけを残すことで、机や引き出しがスッキリし、仕事や勉強に集中しやすくなります。
第10位:ストックしてあるレジ袋・紙袋・ダンボール
第10位は、レジ袋や紙袋、ダンボールです。
レジ袋や紙袋、ダンボールは「いつか使えそうだからとっておこう」の筆頭です。
もし、あなたの家にも溜め込んだ袋があるなら、思い切って整理してみることをおすすめします。惨めにぎゅうぎゅうになった収納スペースをスッキリさせることができます。
僕の場合、整理する前は袋やダンボールで押入れがぐちゃぐちゃでした。
ただ、これらの袋は、
- メルカリで出品した商品を梱包するとき
- 服をクリーニングに出すとき
- 友達や家族にプレゼントを贈るとき
などに使用したりするので、サイズの違う袋を最低限(それぞれ1、2袋ずつくらい)持っておいても良いかもしれません。
「捨てるのがもったいないよ…」という人は、有効活用する使い道を考えてみましたので参考にしてみてください。
- サブバックにする:おしゃれな紙袋を財布とスマホが入る小さなサブバックとして活用する。
- ゴミ袋にする:レジ袋や紙袋をゴミ袋として代用する。ちょっと小さいけど意外といける。
- ゴミ箱にする:ダンボールや紙袋は自立するのでゴミ箱代わりにできる。
- 引き出しや収納の仕切りにする:紙袋やダンボールは仕切りとしても使える。冷蔵庫でも活用可能。
「もったいない…」捨てられない時の断捨離のコツ
捨てても困らないものは分かったけど、いざ断捨離しようとしても、もったいなくて捨てられない!
ここではこのような悩みを持っている人に向けて、捨てられない時の断捨離のコツを簡単にご紹介します。
捨てられない時の断捨離のコツは以下の4つです。
順番にご紹介していきます。
どう見てもいらない物から断捨離する
最初のうちは、「どこから手を付ければいいのか分からない!」となりがちなので、まずどう見てもいらない物から断捨離すると、断捨離のハードルを下げることができます。
この時、捨てるのは明らかにもう二度と使わない物だけでOKです。
捨てるかどうか悩む物は目に見えるところに集めておくことをおすすめします。
保留にしたものを再び収納の中に戻してしまうと、その存在を忘れて捨てる機会を見逃してしまうので、捨てるかどうか決めるまで目に付くところに置いておくことをおすすめ!
- 断捨離に取り組むハードルを下げることができる
- 持ち物を捨てられた体験が自信になる
- 部屋がスッキリする感じを簡単に味わうことができる
迷ったらとりあえず捨てる
持ち物を減らすときに、捨てるかどうか悩んだ挙句、「いつか使うかも」と考えて残してしまうものは意外と使われないことが多いです。
なぜなら、捨てるかどうか悩んでいる時点で、現時点でその物は、あなたにとってあまり価値や必要性を感じられないものであるからです。
基本的に、「今使うかどうか」が一番大事。「もったいない」や「いつか使うかも」といった声に惑わされないよう、今を基準とした思い切った判断が必要です。
捨ててしまったことを後悔するのが怖い人は、その物が買いなおし可能かどうかを調べてから判断することをおすすめするよ!
- 永遠にやってこない「いつか」を気にして断捨離に失敗するのを防げる
- さっさと捨てることで時間とエネルギーの消費を防ぐことができる
- 「いつか使うかも」や「もったいない」という声に惑わされなくなる
実験的に「持たない暮らし」をしてみる
物を捨てることができない人は、「○○は暮らしに絶対必要だ」「○○がないと不便だ」という思い込みや常識が足を引っ張っているかもしれません。
そこで、生活に絶対必要と思っているものを、あえて、一定期間使わずに生活してみることをおすすめします。
実験的に「持たない暮らし」をしてみることで、案外必要ないことが分かるかもしれません。
僕も以前、引っ越しをしたタイミングであえてベッド無し生活を1か月間してみたことで、必要ないことに気が付けたよ!(それまではベッドがあることが当たり前だと思っていた)
- 思い込みや常識にとらわれなくなる
- 本当に必要な物とそうでない物が分かる
- 意外と物が無くても楽しく生活できることに気が付く
失敗を受け入れる
「せっかくお金をかけたのに捨てるのはもったいない」「捨てた時に後悔したらどうしよう」
物を捨てようとするときに、このように考えてしまうのは仕方がありません。僕も覚えがあります。(頻繁に)
しかし、失敗を恐れていては前に進めません。
覚悟を決めてあえて失敗してみるくらいの気持ちで捨ててみることをおすすめします。
過去の買い物の失敗を潔く受け入れ、後悔を恐れず捨てることが断捨離を続けるコツになります。
まとめ
この記事では、断捨離中のミニマリストに向けて、筆者の断捨離経験から考えた、捨てても困らない物ランキングをご紹介しました。
この記事でご紹介した、捨てても困らない物ランキングベスト10は以下のとおりです。
また、あわせてご紹介した、捨てられない時の断捨離のコツは以下のとおりです。
断捨離する前は「手放せない!」と思ったものでも、意外と無くても困らないことはよくあります。
今回ご紹介した捨てても困らない物も、人によっては捨てるのに抵抗感のあるものかもしれませんが、勇気をもって一度試しに捨ててみることをおすすめします。
無い方がスッキリして、かえって生活の質が向上するかもしれません。
この記事が断捨離中のミニマリストの参考になれば幸いです。
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