大学生です。僕は人見知りで、友達作りに失敗しないか不安です。ですが、ぼっちにはなりたくないですし、大学生活は充実させたいので、大学での友達の作り方や心構え、コツなどを教えてください。できれば詳しく。
今回はこのような疑問を解決します。
- 大学での友達の作り方・キッカケ7つ
- 大学生が友達作りで失敗しないための、話しかけ方のコツまとめ
- 【やめとけ】友達作りでやっていはいけないNG行動まとめ
- 「大学での友達の作り方」関連Q&Aまとめ
大学に入学するにあたって、友達作りに成功するか不安に思う人は多くいるかと思います。特に僕のような人見知りの人、同じ大学に進学する友達がいない人は、初めは不安で当然です。
そこでこの記事では、1回生の時に根暗・人見知りな僕が試して効果のあった、「友達の作り方」「友達作りに失敗しない話しかけ方のコツ」「やってはいけないNG行動」をご紹介します。
ここで紹介する方法を実践すれば、あなたも大学生活で友達作りに成功する可能性はグッと高まるはずです。
この記事が大学生の参考になれば幸いでーす。
大学での友達の作り方・キッカケ7つ
ここでは、人見知りながら、大学での友達作りに何とか成功した僕の経験をもとにして、大学での友達の作り方・キッカケをまとめます。
【前提】高校生と大学生での「友達の作り方」の違い
友達の作り方を解説する前に、前提として、高校生までの友達の作り方は、大学では通用しないことがあります。
実際、僕の友達にも、高校生のころまでは陽キャだったのに、大学生になって急にぼっちになった人がいます。
なぜそうなるのかというと、高校と大学では下記のような環境の違いがあるからです。
- クラスが決まっており、1年間同じメンバーで授業を受ける
- 授業の取り方が決まっている
- 入学時点で知り合いが何人かいる
- 1学年でせいぜい500人未満
- 「クラス」というものが存在しない
- 一人一人違う授業を受ける
- 知り合いが全くいない学校に進学する場合も多い
- 1学年で1000人以上
このように、高校と大学では置かれた条件が全く違うので、高校生のころまでに積み上げてきた「友達作りのノウハウ」が通用しない場合があるわけです。
以上の事から、大学で友達を作るには「自ら積極的に行動して友達を作りやすい環境に身を置き、友達を作るための努力をする必要がある」と言えます。
作り方①:新歓に参加する
大学に入学して最初に行われる新歓には、参加しておいた方がいいです。
理由は以下の3つ。
- 様々な学部の新入生と知り合うチャンスだから。
- 大学全体の雰囲気を感じられるから。
- サークルなどの紹介が行われるため、自分に合いそうなサークルが見つけられるから。
このように、知り合いを作るいい機会ですし、サークルのことも知れるのでメリット多数です。
また、新歓に参加しておかないと、授業が始まった時、自分以外のみんながすでに知り合っていて、「いつの間に知り合いになったの…?」みたいな状態になる可能性があります。
作り方②:サークルに入る
大学での友達作りの王道はサークルです。
学部によっては、授業で知り合いを作る機会がほとんどない場合もあるので、友達を作るきっかけになる居場所を見つけることが肝要です。
サークルのいいところは、「同じ目標・動機をもって参加しているため、友達になりやすい」「学部・学年の垣根を越えて仲良くなれる」ところです。(サークルによっては他の大学の学生とも交流があったりする)
なお、サークルの選び方は、先にご紹介した新歓に参加して実際に話を聞いたり、先輩の雰囲気を見て決めましょう。
作り方③:語学のクラスで話しかける
大学の授業って大人数で行われることが多いので、なかなか友達を作りにくいですが、英語・第二外国語をならう語学の授業は少人数制でクラスが決まっていることが多いので、友達を作りやすいです。
大学によっては席も決まっていたりするので、隣近所の席の人にはぜひ積極的に話しかけていってください。
学年も、だいたい同じ1年生の人が多いので友達になりやすいと思います。(中にはだるそうに履修している怠惰な2年生もいる笑)
僕が大学に入学して初めてできた友達は英語で同じクラスの人でした。
作り方④:新規オープンのお店でアルバイトする
友達作りが目的の場合、アルバイトをするなら新規オープンの店がオススメです。いわゆるオープニングスタッフというやつです。
オープニングスタッフになるメリットは以下の2つ。
- 人間関係が形成されていないため、友達を作りやすい
- 周りのアルバイトも知識のない状態で始めるため、会話しやすい
新規オープンの店の探し方は、『タウンワーク』などで「オープニングスタッフ」と検索するだけでOK。
僕もアルバイトを見つけるときはタウンワークを使っておりまして、求人数も多くて便利ですし、信頼性も高いので安心です。
作り方⑤:少人数の授業・実験でつくる
語学のクラス以外にも、ゼミやセミナー形式のクラスなどの少人数制のクラスや、理系に限りますが、実験などのグループで行われる授業では友達を作りやすいです。
ゼミは、同じ学部の友達を作れる最後のチャンスだったりしますので、友達が欲しくてたまらない人は心して臨んでください笑
実験は理系の人なら必修ですが、こいつは友達を作るために存在しているようなものです。(個人的に)
後述の、「友達を作るコツ」を意識して協力的にふるまっていれば、あと少しだけ勇気があれば、実験はもっとも友達を作りやすい場面といえます。
作り方⑥:SNSでつながる
Twitter(X)、Instagram、Tinderも大学生の友達を作るのにとても便利です。
どれも無料で使えてきがるに学生たちとつながることができるので、交友関係を広げるためにはマストなアイテムでしょう。
ただ、個人的に注意すべきこととしては、SNSから始まった関係性はあまり深い関係に発展しないことです。
フォロバするだけしてあとまったく連絡を取らなかったり、実際にあってみたらイメージと違ったり、何となく話が盛り上がらなかったり。
あくまで浅く広く人脈を広げたいときに活用するのがいいと思います。
大学生が友達作りで失敗しないための、話しかけ方のコツまとめ
ここでは、僕が友達を作る際に意識しているコツや心構えみたいなものをいくつかピックアップして解説します。
話しかけるとき&話しかけられる時等に参考にしてください。
コツ①:焦らない・友達作りに必死にならない
友達作りに必死な人を一度は目にしたことがあると思います。
例を挙げると、以下のような人です。
- 初対面の相手に対して、過剰になれなれしくため口で話しかけていく人・距離感の詰め方を間違えている人
- 会ったばかりなのにすぐLINEやインスタの交換を迫ってくる人
- 会話が途切れることを恐れて、初対面の相手に対して中身のない自分の話を延々と続けている人
客観的に見ているとけっこう痛々しいですよね。
友達作りは大切ですが、必死になりすぎて距離感の詰め方をミスるとドン引きされたりするので気を付けましょう。
コツ②:自分から話しかける・話のネタを決めておく
これはめっちゃ大事。
まあ、初対面の人に話しかけるって勇気のいることですが、「話しかけるの待ち」では友達になるチャンスを無為にするばかりです。
「成功をするかどうかは割と運次第だから、とにかく試行回数を増やすことが成功の秘訣やで!」とよく言われますし、とりあえず「気が合いそうだな」と思った人には話しかけてみるのが成功への鍵でしょう。
また、僕はコミュ障なので、話しかける前に事前に話のネタをある程度決めるようにしていました。
「自分のコミュニケーション能力に自信がない…」という人は以下のような話題で話を広げていくことをおすすめします。
- 出身どこ?
- 授業何取ってる?
- アルバイト何やる?
- サークルもう決めた?
- 今どの辺住んでる?
コツ③:一人でいる大学生に話しかける
ただ、コミュ力の高い人でも、自分が一人で行動しているなか、いきなり陽キャ集団に話しかけに行くのはきついと思います。
ですからまずは一人で行動している人を狙うといいでしょう。なぜなら、基本的に相手も誰かと友達になることを望んでいるからです。
【やめとけ】友達作りでやっていはいけないNG行動まとめ
ここでは、大学で友達を作るときのやってはいけないNG行動を、僕の経験と、友達の作り方のエッセンスがまとめられたナイスな本、『あなたはなぜ「友達」が必要なのか』をもとにまとめてみたいと思います。
友達作りの際の参考にしてみてください。
NG行動①:話しかけられるの待ち
まずは、「お、こいつ俺(私)と気が合いそうだな」と思う人に出会ったら、勇気を出して話しかけましょう。 高校までと違い、大学では友達を作れる状況が限定されているので、話しかけられるのを待っていたらぼっちになりかねません。
話しかけなくても稀に相手が話しかけてきてくれますが、基本的にそれには期待せず自分から行きましょう。
話しのネタに困る人は、事前に話す内容を決めておくと安心です。
初対面の大学生、定番の話のネタを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください
- 出身どこ?
- 授業何取ってる?
- アルバイト何やる?
- サークルもう決めた?
- 今どの辺住んでる?
NG行動②:誘いを断りまくる
飲みや遊びの誘いを、面倒くさいからと言って断りまくっていると嫌われます。
その理由は以下の4つです。
- 「ノリ悪い」「何考えてるか分からない」と思われて距離感が生じるから
- 親密さを増す機会を失ってしまうから
- 共通の思い出や経験が無くなってしまうから
- 相手の人が、拒絶されたと感じてしまうから
また、友達との親密さを深めるためには、一緒に過ごす時間の長さがものを言います。
ある研究によると、知り合いから気の置けない友人になるには約50時間、「本当の」友人になるにはさらに40時間、親しい友人になるには合計200時間の交際が必要になるとのこと。
当たり前ですが、「学校でしか会わない人」と「毎日会って色々な楽しい経験を共有している人」だったら後者の人と友達になるのは目に見えてます。
一緒に過ごす時間を増やすコツは以下のとおり。
- なるべく同じ授業をとるようにする
- 同じバイト先で働く
- 暇な時間は積極的に遊びに行くようにする
- とにかくサークルには所属しておく!
NG行動③:互いに共通するものを探さない
会話を弾ませるために、相手との共通点を探すようにすると友達作りはうまくいきやすいです。
反対に、共通するものがないと、中身のない、終わった会話しかできなくなってしまいます。
そのため、お互いに共通する趣味や、好きな物がないか探してみましょう。
好きなものを共有しやすい、大学生にオススメの趣味は以下のとおりです。趣味がない人や、話の話題がない人は参考にしてみてください。
- 読書
- 写真・カメラ
- 料理
- 旅行
- ゲーム
- 筋トレ
- ファッション・メイク
- 映画
- カフェ巡り
- 漫画・アニメ
NG行動④:自分の事を話さない
これができない人は「自分のことを話すのが苦手な人」は、得体の知れない存在として忌避されがちです。
「自分のことを話すのが苦手な人」の例を挙げると以下のとおり。
- 住んでいる場所を聞かれてもはぐらかす人
- 感情をあらわにしないため、何考えているか分からない人
- 自分の意見を聞かれても話さなかったり、話をすり替える人
- 自分の弱みや過去の経験を話さない・嘘をつくので、バックグラウンドが全く見えてこない人
こうなってしまうと、「ノリが悪い」、「何考えてるのか分からない」と思われてしまい、友達関係が浅薄なものになりがちなので注意してください。
ちなみに、もう一歩踏み込んだ深い関係性を築くには、「これを打ち明けるのはちょっと勇気がいるなぁ」というレベルの秘密を勇気を出して打ち明けるのがコツになるそうです。
「大学での友達の作り方」関連Q&Aまとめ
ぼっちになっても大丈夫?ぼっち率はどれくらい?
ぼっちになっても大丈夫です。
また、日本の大学生のぼっち率をChatGPT先生に聞いてみたところ…
だそうです。まあ、これは2020年コロナ禍でのデータなのでその影響も考慮しないといけないですが、「大学生のうち、だいたい6、7人に1人くらいはぼっち」ということがざっくり分かりますね。
教科書ってどこで買えばいいんだ?
大学の教科書は主に以下の4つの売り場で買うことができます。
- 生協
- Amazon
- メルカリ
- 古本屋
中でも、僕は③メルカリ、④古本屋で教科書を購入することをおすすめしています。
理由は「中古品を買う方が教科書代が抑えられるから」です。
大学の教科書って意外と高いですし、授業によってはほとんど使わないまま終わることもよくあるんですよ。
なお、教科書の買い方や、教科書代を抑える裏技はこちらの記事で詳しくご紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
入学式は一人でも大丈夫?
一人で行っても大丈夫です。
ただ、「一人では不安…」「入学後に何をやればいいか分からない…」という人は入学前にSNSで知り合いを作っておくと安心だと思います。
情報を共有できる知り合いがいれば、入学後の履修登録も安心!
まとめ
この記事では、大学生向けの、失敗しない友達の作り方をまとめました。
ただ、この記事で紹介したこと全てを実践しないといけないわけではないです。
個人的には、①サークルに入る②勇気を出して話しかける③話の話題になる趣味を持つ、の3点が守れていれば大丈夫だと思います。
この記事が大学生の役に立てば幸いでーす。