何となく惰性で毎日生きているような気がするので、読書で人生をより豊かにしたいです。しかし、読書を習慣化させようと思っても上手くいきません。ちょっとしんどくて毎日続かないんです。
そこで、読書を習慣化させるコツがあれば教えてください。
この記事ではこのような悩みを解決します。
- あなたが読書習慣を身に着けられないつの理由
- 読書の習慣化には図書館の活用をオススメする理由
- 読書を習慣化させるコツ選
- 【読書のメリット】読書で人生変わりました
三本京
- 現役大学生
- 年間100冊以上読む読書家
- 好きな本のジャンルはアメリカ文学
この記事を書いている僕は現役の大学生です。年間100冊以上の本を読んでいます。また、節約好きのため本はあまり買わず、図書館で借りた本を中心に読んでいます。
惰性で生きる人生をより有意義なものにするために読書を始める方は結構多いと思います。
しかし、いざ始めてみても、習慣化できずに結局三日坊主で終わってしまう人も一定数いるのではないでしょうか。
今回の記事では、そのような悩みを抱えた人を対象に、「読書習慣が身につかない理由」、「読書習慣を身に着けたい人に図書館がオススメである理由」、「読書を習慣化させるコツ」「読書をして得られるメリット」をご紹介します。
今回ご紹介する内容は、高校生まで本をほとんど読んだことのなかった僕が、読書習慣を身に着けるために試行錯誤して学んだことですので、これから読書を始める方の参考になるはずです。
1.あなたが読書習慣を身に着けられない4つの理由
1-1.難しすぎる本・興味のない本を選んでいる
もしもあなたが読書習慣を身に着けることに苦戦しているのであれば、「本の難易度設定があっていない・興味のないジャンルの本を選んでいる」おそらくこれが、最も当てはまる可能性の高い理由です。
なぜなら、単純に、楽しくないことを習慣化するのはほぼ不可能だからです。
僕も小学生の頃、普段本なんて読まないくせにいきなり村上春樹の「海辺のカフカ」を読もうとして、物語の難解さに絶望しました。そして、そこから数年間本は全く読みませんでした。
運動だって、ダイエットだって、大抵の人が続かないですよね?なぜなら、皆が知ってのとおり運動、ダイエットという行為は恐ろしくつまらなく、しんどいものだからです。
読書もそれと同じで、読んでいてつまらない、分からない物ばかり読んでいるとすぐにモチベが保てなくなります。
なので、適切な難易度設定と自分の好きなジャンルの理解が大事になります。
「本を読み始めると眠くなる」、「長時間読むことができない」といった人は今一度読む本を考え直してみましょう。
哲学書や古典作品、長い本、文学作品(村上春樹も普通に難しいです)などは初心者の方はあまり読まない方がいいと思います。
反対に、ジャンル問わずベストセラーの本はヒットしているだけのことはあって読みやすい本が多いのでオススメ!(「小説 人気」「自己啓発本 初心者向け」と検索すればいろいろ見つかります)
1-2.本から得たいものが不明確
自分がその本から何を得ようとしているのか訳も分からないままに読んでいると、モチベが低くなりがちです。
読みたいと思った本があれば、まずは自分がその本に何を求めているのかを考えてみてください。
このような欲求で本を読もうとしている場合は、学びたいことが不明確なまま本を読もうとしていることなので注意が必要ですね。その本から何が得られそうか、何を得たいかを考え直してみましょう。
1-3.自分に過度な期待をしている
自分に過度に期待して、高すぎる目標を立ててしまうと、三日坊主になりがちです。
例えば、いきなり「1週間に3冊読もう!」とか「毎日日経新聞読みます!」といった無謀な目標を立ててしまうと、自分の読書スピードの遅さや連続する文字の処理の難しさに絶望してしまうことでしょう。
「読書の目標を立てたのに全然達成できない…辛い。楽しくない」と思いながら読書をしている人は、もうちょっと気を楽にして、自分が楽しめるメースで読書をするように目標を調整してみることをオススメします。
「楽しむこと」が一番やで。
1-4.書いてあること全てを読もうとしている
これは本の読み方の問題です。
読書初心者の方は書いてあることを一字一句余さず全て読み切ろうとしますが、これは間違っています。
しっかり読み込もうとして力み過ぎたり、時間がかかりすぎてしまったら、苦手意識がついて本に手が伸びなくなる可能性があるからです。
特にビジネス書、自己啓発本を読むときはそうで、僕はあらかじめ自分がその本から何を学びたいのか、どんなことに興味があるのかを考えて、そのことに対応するページだけ集中して読むようにしています。
そして、残りのページはなるべくざっくり読むよう心がけています。
偉そうなこと書いてますが、僕も生まれながらの読書家ではないだけに、今でも一字一句余さず読もうとする癖があるんですけどね…
2.読書の習慣化には図書館の活用をおすすめする理由
2-1.無料で読める
読書を習慣化にしたくっても、本代の高さからなかなか読みたい本に手が出ないという方は多いのではないのでしょうか。
一冊につき最低でも1500円くらいしますし、結構高いですよね。
その問題を解決してくれるのが図書館です。
図書館は無料で本を借りることができるからです。
年間100冊の本を読む場合→一冊平均1500円とすると、年間15万円分の本代を浮かせることができる!
2-2.読むのを途中辞めしても罪悪感がない
前述のとおり、「難しすぎる本・面白くない本を読み続けること」は読書の習慣化を妨げる原因の一つです。
しかし、新品の本を買ってしまった場合、「全部読まないともったいない…」と思ってしまうのが人の性。
そのため、僕は読書をする場合は、図書館で借りて読むことをオススメします。
図書館で借りた本なら無料でいつでも返却できるので、面白くなくて読むのを途中辞めしても気がとがめる事はないからです。
「面白そう!」と思った本はためらわず積極的に借りて、面白くなければ途中辞めで返す。それを繰り返していると、自然と自分の好きな本が分かってきます。
2-3.ほとんどの本は図書館で読める
公立図書館の平均蔵書数は、12万冊という途方もない数です。
もちろん、これだけの数があれば大抵の本は図書館で読めますし、ジャンルも様々です。
国内外の小説、ビジネス書、専門書、雑誌、新聞など多種多様な本を楽しめます。
2-4.図書館に通う習慣がそのまま読書習慣になる
図書館で本を借りたら、必ず返しに行かなければなりません。
当然のことですが、こうして読んだ本を返しに行くときに、また次読む本を借りれるので…
「借りる」→「読む」→「返す」→「借りる」→「読む」…
の永久機関ができあがります!
チェンソーマン19話「ノーベル賞」より引用
図書館に通う習慣がそのまま読書習慣になるので、続きやすい。
2‐5.読書に集中できる環境である
「家で本を読もうと思っても生活音がうるさくて集中できない…」
本を読みたくても集中できる環境がない人にとって、図書館は読書に最適な場所となること間違いなしです。
理由は以下のとおり。
習慣化したくても読書する場所に困っている人は、図書館で本を借りたついでに読んで帰るのがオススメです。
3.読書の習慣化 コツ4選
ここでは、僕が読書を習慣化させる過程で学んだ習慣化のコツをざっくりとご紹介したいと思います。
- 目標を決める(読書量などの目標)
- 読書する時間を決める
- 難しすぎる本、面白くない本は読まない
- 読みたい本を常に何冊かストックしておく
僕はこれらの4つを意識して読書をしています。
それぞれのポイントについての詳細な解説は、「大学生が読書しまくった結果|学生が本を読むべき理由と習慣化のコツまとめ」でまとめています。
この記事では、他にも「本を安く読む方法」などをご紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
4.【メリット】読書で人生変わりました。
僕の人生は読書で変わりました。
というのも、読書に勤しむようになった高校生の頃、僕は生きる意志のようなものが妙に希薄で、無気力な人間だったのですが、読書をするようになって、少しずつ生きようとする意志が回復してきたんですよね。
と、まあ暗い話はそこそこに、そんな感じで読書に救われた僕が読書を続けて感じたメリットをいくつかご紹介します。読書のモチベになれば幸いでーす。
- 簡単に自分の成長が感じられる
- 物事を深く考える習慣が身につく
- 自分の価値観が見つけられる
- ストレス耐性が高くなる
- 行動力が上がる
それぞれの詳細な解説は、また「大学生が読書しまくった結果|学生が本を読むべき理由と習慣化のコツまとめ」の方に載せていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は、「読書習慣を継続できない…」と悩む方に向けて、「読書の習慣を身に着けるには図書館を活用すべし!」という意見とその理由、「習慣化のコツ」「読書のメリット」をまとめました。